写真:ろぼたん
地図を見る北海道札幌の中心部から車で約1時間。「心の里 定山」は都会の喧騒からはずれた森のふもとに立つ足湯専門の天然温泉です。桜や紅葉、山野草といった多くの草木が植えられた園内には野鳥が多く訪れ、足湯から見える景色は森の山。定山渓の自然と季節を感じるスポットです。
数多くの無料の足湯や手湯スポットのある定山渓の中で、「心の里 定山」は料金がかかり、利用できるのは中学生以上という制限が。小学生以下のお子様は利用できず、温泉が楽しめる設備は足湯のみ。しかし、平日でも安らぎ時間を求めて多くの人が、この隠れ家的な足湯を訪ねており、足湯スペースがいっぱいになっていることもあるほどです。そんな「心の里 定山」の人気の秘密をみてみましょう。
写真:ろぼたん
地図を見る大きな窓から外の景色を楽しめるヒーリングラウンジは、読書をしたり、お喋りをしたり、お昼寝をしたり…と、大人が心と体をリラックスできる癒しの空間。ヒーリングミュージックが流れ、シャンデリアの明かりが柔らかく室内を照らし、緑豊かな森を背景に思い思いに過ごすことができます。2〜3人、もしくは1人、少人数でゆっくり過ごすのにちょうどよく、お疲れ女子達やカップルが時間を忘れてリラックスできる場所です。
ラウンジもゆっくり過ごせるだけのくつろぎ感があって、のんびり景色を眺めて過ごす時間もまた贅沢なひとときです。
写真:ろぼたん
地図を見る天然温泉足湯は8種類の「八湯」が用意。それぞれの足湯スポットには数名分ずつの椅子やベンチが設置され、配置場所が離れていたり、区切られていたりと隣の席の会話が気にならないような工夫が。プライベート感があるので快適に足湯を楽しめます。
雨や雪でも屋根があるスペースがあって安心。湯上りタオルはもちろんひざ掛け、麦わら帽子などの用意があります。湯上り後には足袋型靴下、ハンドクリームやボディオイルで保湿…と、必要なものは揃っており、手ぶらで足湯が楽しめます。これらの設備は全て無料。料金に含まれているのも嬉しいポイントです。更衣室や足を洗う場所もあり、ストッキングで訪れても脱ぐ場所に困らないなどといった細やかな心配りが行き届いた施設ですよ。
写真:ろぼたん
地図を見るストレスなく過ごして欲しいという想いから、お茶菓子や飲み物はセルフサービスで滞在中はフリーで利用できる点も魅力のひとつ。石釜パンや手作りのクッキー、シフォンケーキにお煎餅。珈琲や紅茶、酢ドリンクやハーブティーなどドリンク類も種類豊富です。(一部アルコール類は別途料金がかかります。)
ヒーリングスペースでちょっとお昼寝したり、足湯でお喋りに花を咲かせたりと、くつろぎカフェのような空間で心が潤う時間が過ごせますよ。
写真:ろぼたん
地図を見る暖炉にボールチェア、様々な寛ぎソファが点在するまるで北欧のような落ち着きのあるヒーリングスペースもとってもオシャレ。奥にある自然専門書のライブラリーは約800冊を超える専門書が揃っていて、不定期で写真展なども開催。
三畳の茶室もあり、もちろん茶道具をかりて本来の使い方もできますが、利用目的は自由というところから、ほどよい穴倉感のある畳の部屋でぐっすり眠ってしまう人もいるんだとか。足湯でじんわり温まったらゆるりとソファや椅子でくつろいで過ごす…そんな使い方をする人が多いようです。
定山渓老舗温泉宿「ぬくもりの宿ふる川」の温泉を使った「心の里 定山」。この森の別邸の泉質はナトリウム塩化物泉の保温性に優れたお湯です。気軽な足湯もいいけれど、もっと温泉を楽しみたいという人には、ぬくもりの宿 ふる川『日帰り入浴セットプラン』がオススメ。日帰り温泉の利用時間は12:00〜16:00と足湯利用時間より短くなっていますので注意しましょう。
滝の音、安らぐ音楽、バードウォッチングのできる足湯で札幌の自然を満喫!春は桜、初夏のツツジ、秋の紅葉、白銀の冬、日本の四季の美しさを感じる足湯で贅沢な大人のくつろぎタイムを過ごしてみてはいかがでしょう?
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この記事を書いたナビゲーター
ろぼたん
身近な美味しいグルメから異国の絶景まで魅力がつきない旅の目的やスタイルは様々。平日のOLは、週末や連休、前後に有給休暇をプラスした週末の旅人に。限られた時間をやりくりしてココロと身体をハッピーにする夫…
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