写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る1969年の創業時、こちらは「明洞カルグクス」という名前のカルグクス屋さんでした。
ですが、その味が評判になるにつれて同じ店名で出店する同業者が増え、チェーン店と勘違いされてしまうようになったことで「明洞餃子」に名前を変えたのだそうです。
お店にとっては大変な困難だったのでしょうが、今では美味しさを証明する逸話ですね。
そしてその味は、もちろん今でもしっかり受け継がれています。
6時間煮込まれた濃厚な鶏ガラスープに、切る前に生地を3時間寝かせるツルツルと細い麺、とろりと柔らかい水餃子、絶妙な量のミンチと野菜。これが本物のカルグクスだと納得します!
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「明洞餃子」のカルグクスのスープは深い味わいですが、味自体はあっさりしています。
そのまま完食できるおいしさですが、テーブルにはキムチとにんにく味噌が用意されています。後半はそれらを投入してアレンジを楽しむのもおすすめですよ。ちなみにスープも麺も無料でおかわりできますので、胃袋に自信がある方は2杯目でアレンジしてもいいですね。
ちなみに味噌だれは、マンドゥ(餃子)につけて食べてもおいしい万能だれ!
また、こちらの自家製キムチはスープに入れることが前提のためか、かなり激辛です。
おかず気分でそのまま食べると驚くことになりますので注意してくださいね。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「本当はカルグクス屋さん」として紹介してきましたが、もちろん餃子もおいしいです。
韓国では「マンドゥ」と呼ばれており、見た目は具だくさんの小龍包のようですが、豚肉と野菜がぎゅっと詰まっていて、一般的な日本の餃子を蒸したような食感です。
とはいえ、こちらは日本の餃子よりもボリューム満点。
ラーメンと餃子のセットの感覚でカルグクスとマンドゥを頼むと、男性でも厳しいでしょう。
女性2人なら、カルグクスとマンドゥを1人前ずつ頼んでシェアしても満腹になりますよ。
写真:一番ヶ瀬 絵梨子
地図を見る「明洞餃子」のメニューは、わずか4種類しかありません。※写真右端はテイクアウト用
カルグクスとマンドゥのほかは、コングクスという豆乳麺とビビングクスという混ぜ麺だけ。
コングクスは夏季限定の冷たい麺なので、豆乳系のスープが好きな人は見逃せませんね!
ビビングクスは、緑色の弾力のある麺にからんだ真っ赤なタレがいかにも辛そうな麺料理。
でも辛さの中に少し甘みもあるタレなので、よほど辛いものが苦手な人でなければ大丈夫。
グループで訪問する場合は、せっかくなのでこちらも注文してみてもいいですね。
これだけの有名店ともなれば韓国内にチェーン展開していてもおかしくないのですが、「明洞餃子」は明洞にしかありません。本店と、そのすぐ近くにある分店の2店舗のみです。
そこへ行かなければ食べられないグルメは、旅人の心をくすぐりますね。
とは言え、ソウルに行く旅行者の多くが立ち寄る明洞ですから、アクセスは抜群!
初めてソウルへ行く方はもちろん、有名店すぎるからと後回しにしてしまっているリピーターの方も、ぜひ一度「明洞餃子」の味を体験してみてくださいね。
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(2024/3/29更新)
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