写真:やま かづ
地図を見る日本でおなじみの天津甘栗は、熱した小石と一緒に砂糖をかけて煎ったもので、とっても甘いのが特徴です。
しかし、韓国の「クンバム」はただ単に栗を焼いただけなので、栗の本来の甘さが楽しめます。渋皮を一つ一つ丁寧にはがして売っており、手間がかかっている分、お値段はちょっと高め。それでも、この自然の甘さが病みつきになって、ついつい手が出ちゃいます。
「クンバム」は冬限定だと思われがちですが、実は、一年中食べることができる定番のスイーツです。手が汚れないので食べ歩きにもってこい。まちの散策途中に見つけたら、ぜひ素朴な甘さを楽しんでみてください。
写真:やま かづ
地図を見る気温が下がってくると、がぜん活気づくのが「ホットッ」の屋台。「ホットッ」とは中国から伝わったお餅(トッ)の一つで、大きく分ければ、揚げたタイプと焼いたタイプの2種類になります。さらに、地域、屋台によっては、トウモロコシや緑茶を生地に練り込んだりするものもあるので、そのバリエーションはかなり広がっています。
ただ、「ホットッ」の中身はおおよそ共通しており、黒蜜シロップにシナモン、ナッツがファイリングされているものが大半です。ひと口ほお張ると、コクのある甘さがほっぺたにじわっと広がってくるのがいいですね。
日本にはありそうでない、お焼き「ホットッ」。おひとつどうぞ!
写真:やま かづ
地図を見る「今川焼き」「大判焼き」「回転焼き」?いえ、形状からすると「小判焼き」?日本で、この形状から想像できるのは、甘い小豆が入ったふっくら焼き菓子ですが、それに卵がまるまる1個入っているとなると…。
「ケランバン」は生地の甘さを極力抑えているので、卵の味をしっかりと感じることができます。焼き菓子というより惣菜パンに近いかもしれません。ただ、屋台によっては、チーズを練り込んだり、みじん切りしたハムを入れたりと、「ケランバン」はどんどん進化しています。
そんな「ケランバン」、屋台ごとにアレンジが違うので、ぜひ食べ比べをお楽しみくださ〜いと言いたいところですが、しかし、「ケランバン」には確実に卵が1個入っています。この事実をお忘れなく。
写真:やま かづ
地図を見る韓国の屋台でタイ焼き発見!
見た目はタイ焼き、食べてもタイ焼き。しかし、名前はタイよりもっと庶民的「プンオ(フナ)パン」。確かに、よく見るとタイ焼きよりも小さ目、食べてみると中身のアンコも少な目、生地の甘さも控え目、何から何まで「タイ」より控え目なので、より庶民的な「フナ」と名づけられた?のもわかるような気がします。そう思ってよく眺めていると、「タイ」ではなく「フナ」に見えてくるのが不思議です。
1匹のサイズが小さいので、通常3匹が1袋に入っています。「3つください」と注文すると3袋(9匹)になる可能性がありますのでご注意くださいね。
写真:やま かづ
地図を見る若者の圧倒的な支持を受け、いつの間にやら「ワッフル」が屋台の定番メニューになっています。
ただ、そのサイズはかなり大きく、さっくりと焼かれた「ワッフル」に数種類の生クリームやアイスクリームを挟んで食べるのが韓国流。豪華なものになると、さらにフルーツを挟んだり、チョコチップやナッツをトッピングしたり、ソースをかけたりと、とどまるところを知りません。
あま〜いものをガッツリ食べたい若者に人気のワッフルですが、一人で食べるには余りにも重たく、まるで罰ゲームのようでもあります。
それもそのはず、韓国の若者はみんなシェアして食べています。
日本人にとっては「屋台・露店=縁日・お祭り」のイメージが強いんですが、韓国人にとっては、屋台は身近で気軽に食べることができる庶民の食文化です。旅行者だって気がつけば、朝、昼、晩と3食全てを屋台で済ませているかもしれません。
あなたも、まずは気軽に楽しめる屋台の超B級スイーツから、韓国のソウルフードを楽しんでみませんか?
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(2023/12/8更新)
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