写真:やま かづ
地図を見る地下鉄2号線梨大(イデ)駅から梨花女子大学前を経由して韓国鉄道(KORAIL)新村(シンチョン)駅まで続く小道一帯は「梨大の行きたくなる道」と呼ばれています。
この通りは梨花女子大学の通学路となっており、小道の両端には若い女性向けのアクセサリー、コスメなどのショップ、ヘアサロンが並んでいます。また、歩道には、トッポッキやワッフルなど若者向けのグルメ屋台が出店しており、学生の人気を集めています。
写真:やま かづ
地図を見る「梨大の行きたくなる道」に沿って整備されている公園が「テヒョン文化公園」です。円形ステージを囲むように木製のベンチが備えられ、学生が屋台で買ったスナックをほお張ったり、友達とのおしゃべりに花を咲かせたり、あるいは教科書を開いたりと、思い思いの時間を過ごしています。
学生街のオアシス「テヒョン文化公園」、きっと旅行者のオアシスにもなるはずです。
写真:やま かづ
地図を見る韓国鉄道(KORAIL)新村駅周辺の再開発が進められ、駅舎も近代的な建物に生まれ変わりました。
その駅舎の中央出入口片隅には木造のレトロな建物が建っており、「新村駅」と表示がされています。実はこの駅舎、もともとは日本統治時代の1920年に建てられ、2006年まで実際に使われていた駅舎なんです。現在は文化財として登録され、「新村観光案内センター」として活用されています。
「新村観光案内センター」では新村地域のガイドブックや地図を用意し、観光、グルメ、ショッピングなどの案内をしています。休憩スペースもありますので、新村の最新情報の収集も兼ねて、ちょっと立ち寄ってみるのもいいですね。
韓国鉄道(KORAIL)新村駅から延世(ヨンセ)大学前を経て地下鉄2号線新村駅に向かう街路一帯は「新村の歩きたくなる道」と呼ばれています。
韓国の2大私立大学の一つ、延世大学、その周辺に広がる学生街は、安くておいしいレストラン、カフェが数多く並んでいるのと同時に、若者文化を発信するカルチャーストリートを形成しています。
韓国の未来を担う学生たちにまじって、アカデミックな底知れぬパワーを感じてみませんか。
写真:やま かづ
地図を見る新村では昔から、牛肉のカルビを初めとして、サムギョプサル(豚の三枚肉)、タッカルビ(鶏肉カルビ)など、たくさんの焼肉屋さんが営業しています。
その中でも老舗である「兄弟(ヒョンジェ)カルビ」は、新村でも指折りの超有名店です。韓牛を使用し、しっかりと仕込んで味つけをされたカルビは極上の味わいで、夕食時には大混雑します。お値段はちょっと高めですが、それだけの価値あり。せっかく韓国にきてカルビを食べるのなら「兄弟カルビ」、ここは外せません!
梨花女子大学の学生街「梨大の行きたくなる道」はファッショナブルでおしゃれなお店が軒を連ね、延世大学の学生街「新村の歩きたくなる道」は学生カルチャーの先進的なお店が存在感をあらわしています。
そんな学生街はぶらり歩きが一番です。確たる目的もなく、ただ学生たちの流れに身を任せて散策していると、観光旅行では見えてこない韓国の今を垣間見ることができますよ。
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この記事を書いたナビゲーター
やま かづ
プライベートでの渡航歴は、東南アジアを中心に200回以上、渡航国はのべ350カ国を数えます。海外旅行の趣味が高じて機内食会社に勤務、航空会社のさまざまな機内食に接し、世界各国の食習慣や食文化を学びまし…
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