貴重なイスラム建築の宝庫!ウズベキスタンの世界遺産ブハラの名所巡り

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貴重なイスラム建築の宝庫!ウズベキスタンの世界遺産ブハラの名所巡り

貴重なイスラム建築の宝庫!ウズベキスタンの世界遺産ブハラの名所巡り

更新日:2016/09/26 19:48

Kaycom Dのプロフィール写真 Kaycom D 旅行ライター

ウズベキスタンの中央からやや南に位置するブハラは、イスラム教の重要な都市として栄えた都。1993年には、旧市街が「ブハラ歴史地区」として世界遺産に登録され、町中で歴史的価値のあるモスクや城などが見られます。ここでは、ブハラを訪れたら必見の「カラーン・モスク」や、珍しい建築デザインの「ボラハウズ・モスク」と「チャル・ミナール」、中央アジア最古のイスラム建築「イスマイール・サーマニ廟」などをご紹介。

ランドマークの塔もあるカラーン・モスク

ランドマークの塔もあるカラーン・モスク

写真:Kaycom D

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「カラーン・モスク」の「カラーン」とはタジク語で「偉大」という意味で、ブハラに来てこのモスクを訪れない人はいないというくらい有名な観光地です。ここには、ブハラで一番高い「カラーン・ミナレット」もあり、天に聳える高さ約46mの塔は一見の価値あり。

モスクの入口から広い中庭へ入ると、正面に青い玉ねぎ型のドームが現れます。名前の通りとても大きなモスクで、広さは約1ヘクタール。広場の周りは回廊で囲まれ、いくつものアーチ状の柱が連なるとても美しい造りになっています。

「カラーン・モスク」の向かい側には、ふたつの青いドームが特徴的な神学校「ミル・アラブ・メドレセ」が建っています。「カラーン・モスク」の中庭に入って奥の方から振り向くと、そのドームと「カラーン・ミナレット」を一緒に写真に撮ることができます。

ブハラ発祥の地とされるアルク城

ブハラ発祥の地とされるアルク城

写真:Kaycom D

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アルク城はブハラ・ハーンの居城で、このあたりが古代ブハラの発祥の地と言われています。かつてチンギス・ハーン率いるモンゴル軍により、立てこもっていた住民の虐殺と城の破壊が行われました。

ヒヴァにある世界遺産「イチャン・カラ」※と同じように立派な城壁の中へ入ると、すぐに天井が覆われた暗い上り坂が続きます。かつてこの場所は脱税した犯罪者などを収容する牢獄で、今ではその様子が人形で再現されています。

その通路を抜けると、ハーンの王座や住居、ジャミー・モスクなどがあり、城内のあちこちで民芸品などを売っている小さな露店も開かれています。さらに上まで行くと展望も開け、ブハラの街並みを一望することも可能。

※「イチャン・カラ」については、関連MEMOに記載の別記事「城壁が囲む砂漠の都!ウズベキスタンの世界遺産イチャン・カラ」をご覧ください。

20本の柱が並ぶボラハウズ・モスク

20本の柱が並ぶボラハウズ・モスク

写真:Kaycom D

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「ボラハウズ・モスク」の「ハウズ」とは「ため池」という意味で、その名の通り、モスクの前には小さな池があります。ブハラ・ハーン専用のモスクで、彫刻が施された木の柱が20本立つとてもカラフルな建物。

この20本の柱、本当は40本あると言われ「40本柱のモスク」と呼ばれることもあるのですが、では、あとの20本はどこにあるのかというと、モスクの前のため池に映る柱も入れて40本だと言うことです。

このモスクの入り口には、時計がたくさん掛けられていて、それぞれラマダンやお祈りの時間を示しています。

伝説が残るチャシュマ・ アユブ廟とイスラム建築最古のイスマイール・サーマニ廟

伝説が残るチャシュマ・ アユブ廟とイスラム建築最古のイスマイール・サーマニ廟

写真:Kaycom D

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「チャシュマ・ アユブ廟」は「ヨブの泉」という意味で、昔人々が水不足に困っているとき、預言者ヨブが杖でここを叩いたら水が出てきた、という伝説が残る場所です。中には蛇口があり今でも冷たい水が出るので、地元の人はここで手や顔を洗ったり、ペットボトルなどに入れて持って帰るそう。

「チャシュマ・ アユブ廟」から5分ほど公園の中を歩くと、ほぼ正方形の形をした「イスマイール・サーマニ廟」に着きます。この廟は、中央アジアに現存する最古のイスラム建築で、長らく砂に埋もれていました。月の明かりの下で見ると美しいと言われ、この周りを邪念を捨てて願い事をしながら3回まわるとその願いが叶うと信じられています。

4つのミナレットが美しいチャル・ミナール

4つのミナレットが美しいチャル・ミナール

写真:Kaycom D

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「チャル・ミナール」は、「4つのミナレット」という意味で、小さな青いドームを持つ細い塔が四角を描くように並んでいます。この4つのミナレットの装飾はすべて違うのですが、言い伝えによると、昔インドの商人が4人の娘のためにこの塔を建設したが、その娘たちが4者4様だっため違うデザインにしたとか。

旧市街の中心地からは少し離れていますが、パンフレットなどによく掲載されるほど造形が美しいので、ぜひ足を運んでみてください。

最後に・・・

ブハラの見どころは世界遺産に登録された旧市街に集まっていて、歩いて周ることができます。夏は気温が高く日差しも強烈なので、昼間に観光する場合は日除けや水分補給など暑さ対策が必要。早朝や夕方だと気温も下がり、朝日や夕日に照らされる街並みも美しいのでおすすめです。※

ここではご紹介しませんでしたが、「ナディール・ディヴァンベギ・メドレセ」では、ご当地料理を食べながら民族舞踊を見られるディナーショー※も開催されるので、興味のある方は開催日時を確認して訪れてみてください。

※ブハラの街の散策やディナーショーについては、関連MEMOに記載の別記事「中世にタイムスリップ!ウズベキスタンの世界遺産ブハラでシルクロードの都を散策」をご覧ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2007/09/24−2007/09/25 訪問

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