数々の名曲が生まれた「ビートルズ・アシュラム」。インド・リシケシでファンの聖地を訪ねてみよう

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数々の名曲が生まれた「ビートルズ・アシュラム」。インド・リシケシでファンの聖地を訪ねてみよう

数々の名曲が生まれた「ビートルズ・アシュラム」。インド・リシケシでファンの聖地を訪ねてみよう

更新日:2015/10/27 14:39

中川 康雄のプロフィール写真 中川 康雄 ご当地グルメ探検家

北インドのヒマラヤ山脈の麓にあるリシケシは、歴史のある「アシュラム(ヨガ道場)」が集まるヨガの一大聖地。
この小さな町には、1968年に伝説のロックバンド「ビートルズ」が滞在したアシュラムが廃墟のまま放置されています。そしてそこが、ファンたちにとって聖地のひとつになっているのです。

通称「ビートルズ・アシュラム」。この記事では、かつてこの世界でもっとも有名だったアシュラムをご紹介していきます。

ガンジス川を見下ろす静かな丘の上に佇む「アシュラム」

ガンジス川を見下ろす静かな丘の上に佇む「アシュラム」

写真:中川 康雄

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インド北部、首都デリーからバスで約6、7時間くらいのヒマラヤ山脈の麓に佇む小さな町、リシケシ。町の中心を流れているガンジス河は、上流なので速いですが水は綺麗でヒンヤリしていて沐浴にも最適。

この町は大まかにいうと、3つのエリアに分かれています。「タポバン」と呼ばれる山側エリア、「ラクシュマンジュラ橋」と「ラムジュラ橋」の2つの川沿いエリア。
「ビートルズ・アシュラム」(正式名称「マハリシ・アシュラム」)があるのは、ラムジュラ橋のほど近く。橋の東側から徒歩で約20分くらいの場所にある、河を見下ろせる静かな丘の上に建っています。

「ビートルズ・アシュラム」とは?

「ビートルズ・アシュラム」とは?

写真:中川 康雄

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この忘れられたアシュラム、通称「ビートルズ・アシュラム」は、その名の通りビートルズが訪れ、マハリシというグル(指導者)のもと、本格的な瞑想訓練をするために数ヶ月滞在した場所。
というと、4人でひっそりと修行しに来たと思いがちですが、実は、ガールフレンドや友だち、マネージャーやリポーターなど、総勢200人以上を引き連れてやってきたとか。

その彼らが寝泊まりし、曲を書き、瞑想をしたアシュラムは、今では国立公園の一部になっているのですが、とくに観光名所として活用されることもなく、林の中で廃墟と化しているのです。

ドーム型の瞑想小屋や廃墟の数々

ドーム型の瞑想小屋や廃墟の数々

写真:中川 康雄

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まず目を引くのは、たくさんのドーム型の瞑想小屋。それぞれに番号が付けられていて、その数は100以上。その中で、No.9がジョン・レノンが使用していたものだそう。
ボロボロになってはいますが、グルのマハリシ氏の住居やビートルズの滞在したゲストハウスなど、ほとんどの建物が現存しています。

廃墟となった理由は、1997年に持ち主だったマハリシ氏が税金対策で所有を放棄したため。現在は、森林局の管理下に置かれているとのことです。

まるでギャラリーのようなファンたちの落書き

まるでギャラリーのようなファンたちの落書き

写真:中川 康雄

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レクチャーホールだった建物には、長年の間、放置されていたため、床や壁中に、世界中から集まったビートルズファンたちが、絵やメッセージ、落書きを描き残し、ギャラリーさながらの光景に。

実際に、このアシュラムでビートルズは、「Black Bird」「Dear Prudence」「Revolution」など、数々の名曲を生み出していて(諸説あり)、ファンにとっての聖地となっているのです。
住む人もいなくなり、建物が雨風にさらされて崩れてしまっていても、ここで生まれた音楽たちは変わらずに愛され続けている。そのことは、なんだか不思議な感じもしますね。

おわりに

いかがだったでしょうか?この60年代を包んでいた空気の余韻を残す貴重な場所「ビートルズ・アシュラム」。
以前は自由に入れたのですが、今は管理人らしき人に50〜100ルピー(100〜200円)を支払うことで、内部を見学できるようになっています。チケットもなく、謎の料金ではあるのですが。

土地の再利用がどうなるか、まだよく分かっていませんが、すでに多くの建物が朽ちはじめています。なので、特にビートルズのファンの方は、早めに見学しておいた方が良さそうですよ。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/22 訪問

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