金沢城の絶景スポットの穴場に通じる、べた踏み「子来坂」

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金沢城の絶景スポットの穴場に通じる、べた踏み「子来坂」

金沢城の絶景スポットの穴場に通じる、べた踏み「子来坂」

更新日:2015/10/28 16:46

きんぎょ 美歩のプロフィール写真 きんぎょ 美歩 ときどき旅Walker

金沢ひがし茶屋街の奥にある「宝泉寺」は、金沢城を眺める穴場の絶景スポットです。でもそこに行くには、べた踏みの「子来坂」を行かなくてはいけません!CMですっかりお馴染みになった「べた踏み坂」という呼びかたですが、「子来坂」は地元の人も車で行くのをためらうほど「上りたくない!下りたくない!」と思う急勾配のべた踏み坂です。
金沢のべた踏み「子来坂」と金沢城の絶景を見る穴場の「宝泉寺」をご紹介します。

金沢卯辰山寺院群

金沢卯辰山寺院群

写真:きんぎょ 美歩

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金沢ひがし茶屋街の裏手にすすむと、地元の人には「毘沙門さん」とも呼ばれる、前田利家を祀った「宇多須神社」が細い路地の中にあります。
真言宗・宝泉寺は、この宇多須神社の傍の「子来坂」を上ったところに建立。この卯辰山山麓周辺は、卯辰山寺院群とよばれ、約50の寺院が散在しています。卯辰山は金沢城の鬼門の方角にあたるため、加賀藩は厄除けのため、ここに寺社を集めたともいわれています。

子来坂(こぎさか・こらいさか)とは

子来坂(こぎさか・こらいさか)とは

写真:きんぎょ 美歩

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金沢の卯辰山は、金沢城から見て東(卯辰の方角)に位置することから名づけられましたが、金沢城を見下ろす位置にあることから、江戸時代を通じて庶民の登山が禁止されていました。「子来坂」は、慶応3年に藩主前田慶寧により卯辰山が開拓された頃、開拓作業に出た住民たちが子供が来るように賑やかにに登ったので「子来坂」と名がついたという謂れがあり、坂の傍には子来緑地公園もあります。

道路の表面には凹凸が、歩行者用階段が道の中央部つけられています。階段の幅は狭く、数十cmくらいで、車はまたいで走るようになっています。

急勾配、急傾斜

急勾配、急傾斜

写真:きんぎょ 美歩

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子来坂を利用するのは、坂の近隣、山麓の住民と、傍にある寺社や老舗料亭の利用者です。
坂のはじまりは、まだ道幅も広く、途中には駐車場もあります。やがて道は細くなり、急傾斜のまま、上りは卯辰山工芸工房、植物園、卯辰山公園入口方面に。下りは宇多須神社の傍から、ひがし茶屋街方面に繋がっています。

上る?下る?どちらも怖い…

上る?下る?どちらも怖い…

写真:きんぎょ 美歩

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写真は下り方向(卯辰山を背に)から子来坂を眺めた写真です。
観光タクシーをお願いすれば、ゆっくり「べた踏み」して子来坂を走ってもらえます。ご自分で運転される方は、度胸が必要な急勾配が続いていきますので、無理せず、くれぐれも安全運転をお忘れなく!

金沢城を遠望する穴場スポットの「宝泉寺」は、金沢の代表的観光スポット「ひがし茶屋街」から徒歩数分で行くことができます。
卯辰山寺院群のある子来坂界隈は、観光客もまだ少なく、穴場の観光ポイントですよ!

真言宗・宝泉寺

真言宗・宝泉寺

写真:きんぎょ 美歩

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真言宗・宝泉寺のご本尊である摩利支天は、前田利家の守本尊で、金沢城の鬼門にあたるこの場所にお堂を立て摩利支天を安置しました。
この宝泉寺からの落陽の光景は、日本文学研究科のドナルド・キーン氏も絶賛したといわれています。宝泉寺の小展望台正面にからは、金沢城の遠景、眼下には北陸特有の黒瓦の家並みをみることができます。

卯辰山は金沢城の向かいにあることから、「むかいやま」ともよばれています。晴れた日には遠く日本海まで見ることができます。特に夜はライトアップされた石川門が暗闇の中に浮かび上がる光景は必見です!

金沢は坂の街

宝泉寺と子来坂、卯辰山寺院群等、金沢ひがし茶屋街の散策と併せてぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょう。

金沢は坂の多い街です。市内にある坂道の標柱だけでも25本もあります。坂道や長い階段、迷路のような小路も多く、歩いて散策するのが楽しい街です。文学散歩、史跡巡りを楽しみながら、坂道めぐりもぜひ体感してくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/08/20 訪問

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