写真:泉 グルン
地図を見るこのエリアは観光客がまだそれほど多くないせいか、等身大の台北といった雰囲気が漂っていて、どこかほっとします。目抜き通りの師太路には、学生街らしく定食屋やファストフード店などが目に付きますが、路地に入るとしゃれたブティックやカフェなどが点在しています。
売られているものは、ほとんどが日本と同時進行の流行アイテムばかりなので、まるで裏原宿のような雰囲気さえ感じられます。また、界隈はネコカフェが多いことでも知られています。ネコカフェもほとんどが脇の路地にたたずんでいるんですよ。
写真:泉 グルン
地図を見る師太夜市は、師太路から1本東側の通りにあたる龍泉街にあります。夜市といっても7割くらいが洋服やアクセサリーなどの店で、ショップの多さに、「ここは台北の原宿竹下通り?」と思ってしまうほど。歩いている人も若い女性やカップルが多く、夜市というよりファッションストリートというほうがふさわしいかもしれません。
しかも、値段はほとんどがプチプライス!500円くらいのデニムやワンピなどもあって、1000円で上下をコーディネイトすることだってできちゃいそうです。ただ値段が安い分、品質もそれなりなので、1〜2回着たらダメになってしまうことも。そのへんは覚悟して購入しましょうね。
写真:泉 グルン
地図を見るたとえば、今シーズン大流行のデザインでも来年になるとちょっと時代遅れ、ということはよくありますよね。1シーズンだけとか、1〜2回身につけるだけのアイテムが欲しい時には、こうしたプチプラ商品はとても重宝します。
個性的なデザインも多いので、いつもは着ないような冒険ファッションを楽しむことだってできるでしょう。また、ネコカフェの街らしく、ネコがモチーフのアイテムだって探せるかもしれません。
女性にとっては、かわいくてプチプラなファッションアイテムなら、理由など関係なく何枚も欲しいもの。ただ、ダメ押しですが、耐久性は期待しないでくださいね。
写真:泉 グルン
地図を見る師太夜市を師範大学方面に歩いて行くと、今度は洋服屋さんの代わりに食べ物屋さんが多くなってきますよ。女性客が多いからか、クレープやアイスクリームの店があちこちにあって、他の夜市よりもオシャレな印象を受けます。学生の好みを反映してか、鶏の唐揚げなどの揚げ物系スナックも目に付きます。
一番の名物は、「許記」という店の「生煎包」(ションチェンパオ)。これは焼き小籠包で、カリっと焼いた皮の中から肉汁がジュワっと出てきてたまらない味。
また、「滷味」(ルーウェイ)という、台湾屋台の代表的な食べ物の名店もあります。滷味とは、肉や野菜、練りものなどの具を醤油とスパイスで煮た料理で、好きな具を好きなだけ選んで渡すと、その場で味付けをしてくれます。
師太夜市には滷味の有名店が2つあります。ひとつは龍泉街の「大台北」、もうひとつは師太路の交差点に面した「燈籠滷味」で、どちらも常に大勢の人だかり。でも、それにめげずにぜひトライしてみてください。日本のおでんをややスパイシーにした滷味は、台湾人のソウルフードだと実感するはず。
師太夜市へは、MRT松山新店線の台電大褸駅3番出口から徒歩約5〜6分です。駅を出るとすぐに師太路と交差するので、そこを右折しましょう。ショップの多くは昼から営業しているので、夜市がにぎわう夕方になる前に行った方がゆっくり買い物ができますよ。
師太夜市はほかの観光夜市と比べると規模が小さいのですが、その分迷いづらく、お目当てのお店に必ずたどり着くことができるでしょう。キレイ目のお店が多いので、女性には特にオススメ。存分に大人買いを楽しんでくださいね!
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(2024/10/15更新)
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