写真:藤田 聡
地図を見る平林寺では紅葉ライトアップは実施されませんが、門前にある睡足軒で楽しめます。敷地は国指定天然記念物・平林寺境内林の一部で、武蔵野の面影を色濃く残す緑豊かな景勝地。秋には素晴らしい色付きになります!
睡足軒の紅葉は、間見ても素晴らしいですが、紅葉ライトアップが一層絶景。ただし、残念ながら2019年は昼間のみの開園。2019年11月1日(金)から12月8日(日)の9時から16時に開園しており、水曜日は休園日です。
ライトアップは一般的に日没後から行われますが、睡足軒は16時30分点灯なので、他の観光客の姿が明らかに分かる時間帯からライトアップが行われます。紅葉ライトアップを背景にした記念写真撮影が可能な、日本でも極めて珍しい場所なので、存分に撮影しましょう!
写真:藤田 聡
地図を見る睡足軒の紅葉ライトアップは、入場料金も駐車料金も無料。紅葉ライトアップは電気代が掛かるので、有料の所が大半なので有り難い限りです。
小さな駐車場は、紅葉時期は身障者用になっており常時満車状態。600m北にある新座市役所駐車場を利用します。ライトアップが行われる夜間や週末は問題ありませんが、平日の市役所開庁時間帯は市役所利用者が優先。観光客は市役所北側の第二駐車場に駐車しましょう。第二駐車場から睡足軒まで、ゆっくり歩いても10分程です。
写真:藤田 聡
地図を見る紅葉が有名な平林寺門前の睡足軒は、高崎藩松平家の陣屋があった場所で、近代の三茶人と称される松永安左エ門(松永耳庵)の屋敷跡です。松永の死後、菩提寺である平林寺に譲られ、松永の草庵を改修して寮舎「睡足軒」となりました。
睡足軒には茶室があり、今でも茶会に利用されます。他に旧坐禅堂もあり、紅葉亭という名前で写真展などが開催されます。睡足軒と紅葉亭の周囲は平林寺と同様に、武蔵野を思わせる森になっており「睡足軒の森」と呼ばれます。
新座市が紅葉の最盛期を迎える11月下旬には、埼玉県各地で紅葉が見頃になり、一日で数多くの紅葉名所を巡る事が可能です。おすすめは飯能市から秩父、長瀞方面で、中でも城峯公園は、冬に咲く冬桜の花見と紅葉の紅葉狩りが同時に楽しめる、貴重な絶景スポットです!別記事で詳細に紹介しましたので、是非ご覧ください。(記事最後の「この記事の関連MEMO」の中に、別記事へのリンク集があります)
松永耳庵と同様に近代の三茶人と称される、原三渓の屋敷があった横浜の三渓園も紅葉の名所です。京都から国の重要文化財の伝統建築を多数移築し、まさに京都気分で紅葉狩り出来ます。紅葉の見頃時期も遅いので、埼玉県の紅葉が終わった後でも見頃に間に合います!
住所:埼玉県新座市野火止1-20-12
電話番号:048-477-1449(新座市産業観光協会)
例年の紅葉見頃時期:(色づき始め)11月中旬、(最盛期)11月下旬〜12月上旬
紅葉ライトアップ:2019年は開催されません
アクセス:東武東上線朝霞台駅南口から東久留米駅行きバス約15分、平林寺下車徒歩1分
2019年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2023/12/1更新)
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