写真:橘 凛
地図を見るサン・シーロスタジアムは、90年以上の歴史を持つ古いスタジアムです。「スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ」というのが、現在のサン・シーロの正式名称。ACミランとインテル両チームに所属した伝説の選手・ジュゼッペ・メアッツァの業績を称えて、1980年に名付けられました。一般には、サン・シーロという呼び名が定着しています。
スタジアムだけでなく、その街の一帯がサン・シーロと呼ばれる地区で、閑静な住宅街のなか、収容人数8万人を超える巨大なスタジアムが姿を現します。時代を超えてイタリアを代表する競技場であるローマのコロッセオは、収容人数約5万人といわれていますから、サン・シーロがイタリアで最も大きな競技場となりますね。スタジアム周辺は競馬場や広場などがあり、雰囲気の良い地域です。
近年、ミラノのメトロに新しくМ5線が加わり、サン・シーロまでのアクセスが一気に便利に!San Siro Stadio駅まで、地下鉄で行けるようになりました。帰り道も、メトロ一本で中心地まで戻ることができるので安心です。
写真:橘 凛
地図を見るセリエАは、例年9月から5月末くらいまでがシーズン。サン・シーロでも、ほぼ毎週のように熱戦が繰り広げられます。
サポーターらの応援は、非常にダイナミック。巨大な旗を振り回し、発煙筒が焚かれることも。シュートを決める瞬間は、スタジアム中で割れんばかりの歓声が上がり、さながら地響きのようです!
チケットは、公式サイトでのオンラインでの購入が可能。数週間前から確実に予約を押さえられるうえ、自由に席も選べるので最も効率的です。英語で必要情報を記入しカードで支払うと、Eチケットが添付されたメールが送られてくるので、プリントアウトの上、当日持参して引換します。
不安を感じる方は、旅行代理店がチケット購入代行サービスを提供しているので、そちらを利用しても。時間に余裕のある方は、サン・シーロスタジアムや公式ショップなど現地のチケットオフィスでの購入もできます。購入にはパスポートが必要になるのでお忘れなく!年2回行われる「ミラノダービー」(ACミランとインテルミラノがホームで対決するビッグマッチ)など人気戦を除けば、問題なく購入できるでしょう。
写真:橘 凛
地図を見る日本人選手を応援しに行くのも大きな目的のひとつ。
現在、ミラノインテルには長友選手、ACミランには本田選手が在籍しており、サン・シーロでは彼らの活躍を観戦することができます。彼らの勇姿を観るために「ミラノダービー」は日本からのツアーが組まれるほどの大人気!
写真は、バックスタンド側席前列から撮影した本田選手の姿。息遣いまで聴こえるのではないかと感じるような至近距離に、興奮すること間違いなし!せっかくなので、ぜひ、ユニフォームやグッズを着用して応援しましょう。どちらのチームもホームなので、現地ファンからも歓迎されますよ。
写真:橘 凛
地図を見るせっかくサン・シーロまで足を運ぶのであれば、試合観戦だけでなく、サン・シーロ博物館に行くこともおすすめします。試合観戦ができなかった場合でも、博物館だけでも訪れてみてください。同じくスタジアム内にあるので、スタジアムツアーとあわせて楽しめます。
博物館には、ミランとインテル両チームの歴史と過去のトロフィー、名選手たちのユニフォームなど、ファンにはたまらないお宝ものが盛りだくさん。日本人選手のユニフォームも飾られていますよ。また、選手らの記者会見場所など、テレビで観たことあるある!がいっぱい。ミランとインテルのロッカールームの雰囲気はそれぞれ違って面白いものです。
階段を下りてピッチに歩んでいく瞬間は、得も言われぬ興奮を覚えることでしょう。
大迫力のスタジアムと、それぞれミラニスタ・インテリスタと呼ばれるサポーター達。本場で味わうサッカー観戦は、彼らと一体感を感じられるのも醍醐味です。スタジアムではイタリアならではのパニーノを頬張って観戦しましょう。
聖地サン・シーロを体験するのはイタリア旅行の良き思い出として残るもの。ぜひ、訪れてみてくださいね!
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(2024/9/9更新)
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