こちらが今回ご紹介する「清水寺」です。
長崎駅前の路面電車から電停「正覚寺下」下車、徒歩で約5分の場所。街並を見下ろせる風頭山の山裾の高台にあります。
ここは、1623年に京都の清水寺の僧侶「慶順」がこの地に創建。1668年に唐商「何高材」の寄進で、清水の舞台を似せたお寺が建てられたそうです。そのため、本尊は京都の清水寺の「千手観音像」を安置。
安産祈願として知られている由来は、ここに伝わる「甚太郎狐」の話から。狐の子を無事に生んだと言う伝説で、世代を超えて語り継がれているそうで、今も昔と変わりなく多くの参拝者が訪れています。
ご覧になっている本堂は、2010年に国の重要文化財に指定。
この本堂の左側には、釈迦の弟子である「びんづる」の像が置かれています。一般的に、お寺に置かれている像は、体の一部が取り外しできることなどありません。ですが、この「びんづる」は、驚くことに右手が取り外せる構造。膝などの痛い箇所を、びんづるの手で撫でれば、治ると伝えられていて、お腹を撫でて安産や子宝祈願にも効くようです。
多くの方が撫でていて、その証拠に、手のひらは、削れていて平たくなっています。
まずは本堂で手を合わせてから、びんづるさんを探して願掛けをしてみて下さいね!
変わってこちらは、境内にある「清水寺の安産子産み石」。その昔、夫がお産で苦しむ妻を見て、早く赤ちゃんが生まれてくるようにと、この石を投げたところ元気な赤ちゃんが生まれたという石。現在も、この石に夫が持ち上げた時の指の跡が残っていると伝えられ、この石を撫でると、お産が軽くなると言われています。
ただでさえ、ここを訪れれば安産祈願に効果ありそうですが、ここでは梵字で書かれた清水寺の菩薩の腹帯を販売しています。腹帯は、出産が軽い犬にあやかって、戌の日に腹帯を巻く習慣で、大安の戌の日は、特に混み合うそうです。
腹帯に加え、併せて安産子産み石を撫でれば効果は抜群!
境内には、この他にも、人生のあらゆる良縁にご利益がある「奇縁氷人石」や、ハートの石・ハートの柱など、ラブ運が上昇しそうなスポットもあります。
こちらは、本堂前に広がる景色。
ここは、清水の舞台と言われている場所。石垣が積まれており、手すりのすぐ下を覗くと、かなりの高さがあります。まるで京都の清水の舞台を彷彿させるシチュエーションで、市街地を一望できる壮大な眺め。
子宝祈願に訪れた方は、是非この景色を見て下さい! この風景を眺めれば、ストレスが発散されて、ホルモンバランスも良くなるかも知れません。バランスが良くなれば、きっと妊娠し易い環境になるでしょう。人間の体は、実にデリケート。本堂で、開放感溢れる景色を見れば、神様も見守っていてくれて、きっと良い方向に進みますね。
清水寺の隣には、安産祈願にご利益のある八坂神社もあります。境内には「櫻姫美人稲荷」など、名前にあやかって、若い女性に人気のパワースポットもあるので、こちらも併せて訪れると、ご利益が倍増するかも知れませんね。
清水寺では、安産祈願・病気平癒などの祈願も行われています。また、毎日自由に写経や写仏ができ、道具などは全て揃っているので、お気軽にどうぞ。ここを訪れれば、心が軽くなってお悩みも解決。
きっと、あなたの切実な願いを聞き入れてくれることでしょう!
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(2024/9/9更新)
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