写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る全部で8つある別府名物、地獄めぐり。
メインの別府駅から少し離れたところにあるため車がない場合、公共交通機関を利用することになります。
そこで、お得なのが一日バス乗り放題券!別府駅構内にある観光案内所で購入可能です。
さらに、この券を購入するともれなくついてくる「地獄めぐり」10%OFF券を使うと1800円で地獄めぐりができてしまいます!
地獄めぐりは1地獄400円の入場料がかかるので、8つのうち5つの地獄をめぐれば元をとれることになるとってもお得なチケットです。
それでは、早速、バスに揺られて地獄めぐりスタート!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る別府駅からバスに揺られること20分。最初の地獄は、コバルトブルーの湯と真っ白い湯煙のコントラストが美しい「海地獄」。
コバルトブルーの美しい色合いを見ると、とっても涼しげな感じがしますが、実は100度近くもあり、むせかえるような噴気です。
写真でもその様子が伝わると思います。
見えにくいかもしれませんが、写真左側、竹ざおの先にたまごが入ったかごがつるされています。
ここは、温泉たまごを作っています。やっぱり、温泉にきたら食べなくっちゃ!ということで一口ぱっくり。真っ白の白身もほどよく固まり中の黄身は半熟。とってもおいしいです!
温泉たまごを食べた後、向かうのは足湯エリア。昨今、冷え性の女子が多いといわれていますが、冷え性解決には「足湯」。血行促進効果が高く、さらに足を温めることでリラックス効果も得られます。
海地獄エリアの少し高台になったところに屋根付の足湯エリアがあります。最初は熱く感じますが、入っているうちになれてきて長湯ができます。各地獄の足湯の中でももっとも長く足湯ができた場所でした!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る海地獄のすぐ上、ちょっと登った先にあるのが「鬼石坊主地獄」。
40年間、温泉が途絶えていた地獄だったのですが、約10年前に突如として復活した地獄です。
灰色の熱泥に丸い円を描きながらブックブックと出てくる様子が坊主頭に似ているところから名づけられたとか。どうですか?坊主頭に見えますか?
この地獄エリアのちょうど真ん中に足湯があります。ここの足湯は広く、さらに円になっているので隣の人と目の前で顔をあわせることなく入れます。
さらに、なんと背もたれ付のイスが設置してあってとってもくつろげる雰囲気。
しかし、屋根がないため、天気がよいと直射日光があたり、なかなかくつろげないなと思いきや、そもそも足湯の温度が高すぎて長湯ができない!!!
長湯はできないけれども、開放的な雰囲気がとってもいい「鬼石坊主地獄」の足湯です。
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る次なる足湯ポイントは地獄と呼ぶに一番ふさわしい「血の池地獄」。
その名のとおり真っ赤な池が特徴の地獄です。
なぜ赤いかというと、酸化鉄やマグネシウムを大量に含んだ粘土を噴出しているため、赤い色になっているのだそうです。
また、この血の池地獄は奈良時代の風土記に記されている日本最古の天然地獄としても知られています。
ここにも足湯があります!もちろん、赤いお湯。
赤い色=熱い感じがしますが、今まで入った足湯の中で一番ぬるめ。入りやすいですよ。
ちなみに足は赤くなりませんのでご心配なさらずに!
写真:浮き草 ゆきんこ
地図を見る最後は、岩から出てくる蒸気でさまざまな温浴や体験ができる「かまど地獄」。1〜6丁目の6つのエリアに分かれています。
今回は一つだけ2丁目の不思議をご紹介。
かまどの噴気口に向かって煙を出して燃えているもの(たばこやマッチ)の火を蒸気に向けて吹き付けると、なんと、蒸気の量が瞬間的に倍に!
マッチの火の粒子が物理変化しておきるのだそうです。宿にマッチが置いてあったら持ってきて試してみてくださいね。
さて、ここにも足湯があります。屋根付で快適なのですが、屋台が近くにあり、食べながら足湯をしている人が多い為、混んでいます。ここの地獄では、足湯よりもおススメしたいのが顔浴!
フェイシャルエステに行くと、メイクを落としたりいろいろ準備をしなければいけないと思いますが、ここは写真のように蒸気に顔を突っ込むだけ。
顔をしばらく蒸気の中に入れているとなんとも心地いい感じ。まろやかな蒸気が顔と髪を包みしっとりとさせてくれます。適度な温度のためずっと顔を入れておきたいくらい。
顔浴が終わったあとに顔に触れてみると、もっちもっちの感触。
毎日400円払って通いたいくらいです!
ここは顔浴のほかにも手浴、足浴もあります。木の箱のふたをあけるとぶわ〜っと蒸気が出てきます。この箱の中に手や足をいれる入浴です。肌が乾燥しているときは潤いが一度で戻ります!
いかがでしたでしょうか。観光をしながら美肌も手に入れることができる別府温泉の地獄めぐり。ぜひ、一度お試しください!
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(2023/12/7更新)
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