お「ひつ」にいれたご飯にウナギを刻んで「まぶし」たものだから「ひつまぶし」。関西では、鰻飯(まんめし)を意味する「まむし」の転訛であるとの説があり、実際「ひつまむし」とも呼ばれているそうです。
1873年創業の「あつた蓬莱軒」は名古屋市内に3店舗ありますが、どうせなら老舗ならではの風格を感じさせる佇まいの本店(陣屋)で食べたいものですよね。
ということで本店を目指して行ってきました!
鰻を焼き上げるおいしそうなにおいで店の位置を確認できました。
・・・・・が、さすが『行列ができるひつまぶし』。私が訪れた土曜日の13時半過ぎ、昼食の時間はとっくに過ぎていたのにもかかわらず大勢の人が行列をしていて、何と1時間待ち!本店の席数は180席もあるというのに・・・びっくりしました。一体どれだけの人がやってきているんだろう?
1時間も待つとは・・・・と呆れる方もいらっしゃるかもしれませんが、行列した甲斐がある美味しさでした。めちゃうまっ!
おひつの中を四等分にして、一膳目(そのまま)、二膳目(薬味)、三膳目(茶漬け)とそれぞれの食べ方を堪能した後、四膳目は・・・・一番のお気に入りで召し上がってくださいとのこと。
順番に食していきましたが、どれも美味しいので、最後は悩みどころでした。
本店ならではの落ち着いた昔ながらの佇まいの中、ひつまぶしをじっくりゆっくり堪能することができましたよ。
2013年に創祀1900年を迎えた熱田神宮は、あつた蓬莱軒本店から車で5分ほど。伊勢神宮に次ぐ由緒ある大社として信仰を集め、パワースポットとしても有名な熱田神宮。せっかく近くまで来たのだから、行っておかなければ・・・・・ね!
予定ではひつまぶしを食べてから立ち寄るつもりでしたが、待ち時間が1時間あるということで、ちょっと急ぎ足ではありましたが、待ち時間の間に参拝してきました。
ちなみに熱田神宮横にもあつた蓬莱軒の神宮店があります。当然のことながらこちらも行列ができていました。いやはやさすが『行列のできるひつまぶし』です。
昼時ともなれば行列ができる矢場とん。といってもこちらは10分くらい並べば割とスムーズに入店できます。しかもひつまぶしに比べるとかなりリーズナブル!
写真は人気No.1というわらじとんかつ定食(1,680円)。かなりのボリュームです。女性にはみそかつ丼定食(キャベツ、味噌汁付)がおススメではないかと。
正直、元々がくどい?「とんかつ」と「みそ」の組み合わせであるみそかつを、しつこい味にならないよう、バランス良く提供してくれているのはさすがですよね。
どうせならこちらも本店で召し上がってくださいね。矢場とんのイメージキャラであるぶーちゃんが、店内はもちろん、本店ビルの外壁にも、遠くからでもすぐわかるようにでっかくどーんとあって、それを見るのもなかなか楽しかったりします。
小さなお子様連れでも気軽に立ち寄れる名古屋めし。店内で行列している間も、あ、あんなところにぶーちゃんが!と飽きることがありません。
『行列のできる名古屋めし』、あつた蓬莱軒のひつまぶしと矢場とんのみそかつ。観光がてら?どうせなら本店まで足を運んで、店舗の雰囲気、活気を堪能しながら召し上がってみてください。
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