写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る2015年の夏に地球館の一部をリニューアルした国立科学博物館は、子供から大人まで科学の世界を楽しめるようになり、連日多くの人が見学にやってきます。
今回特別展示の「ワイン展」は、サイエンスな世界と歴史あるワイン文化や美術品などを観賞できる、国内初の「大規模展覧会」となります。
しかし、なぜ科学博物館で「ワイン展」なのだろう?と、首を傾げる方もいますよね?実はワインも「葡萄」と「酵母」が合わさることでできる、千載一遇の「奇跡」なのです。
展示室に入ると、大きな樽からほんのりワインの香りが漂い、レンガのような壁面とワイナリー散策気分が味わえます。
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見るモニターには手作業でのぶどうの収穫シーンが映し出され、畑で病気などのある粒を取り除く「選果」作業の光景などを上映。
ぶどうからワインができるまでの一年を学ぶことができます。
ワインを発酵中の液体を均一にするために、櫂(かい)でかき混ぜることを“ビジャージュ”というのですが、このビジャージュ体験や足でぶどうを踏む破砕体験もできますので、是非チャレンジしてみてください。
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る世界で愛されているワインですが、ワインの起源やいつからどのように飲まれているのかを知ることができます。ワインの歴史を学べるエリアでは、古代オリエントから現存する酒器や日本産のワインが展示されています。展示物には説明書きが添えられていますが、更にワインの歴史などの知識を深めたい方にお勧めなのが【音声ガイド】の利用です。
今回の音声ガイドを務めるのは、人気声優の諏訪部順一さん。『シャトー・カハク』の若きオーナーに扮した、諏訪部さんの素敵な声色を聞きながら、どっぷりワインの世界に浸ってください。
【音声ガイド】¥520、ペア¥1,000
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る2010年、フィンランドのバルト海沖で19世紀中ごろの沈没船から、シャンパーニュがみつかり、飲める状態の物では「世界最古級」と言われ、大変話題になっています。約170年前のシャンパーニュは日本初公開です。
その他にも貴重なドンペリニョンやシャトー・ラトゥール、ロマネ・コンティ、シャトー・マルゴーなどの高級ワインのボトルや、ワインに不可欠なデカンタや美しく洗練された酒器なども展示されています。
そして、1F展示室の最後には、パブロ・ピカソやキース・へリングなどの著名な画家が手掛けたラベルなども飾られ、ワインの大きな魅力の1つである「アートラベル」も観賞することができますので、じっくりと鑑賞してみてくださいね!
写真:牡丹餅 あんこ
地図を見る展示室2Fには「会場内特別展ショップ」があり、国際ソムリエ協会会長の田崎真也氏がセレクトしたここでしか買えないオリジナルワイン(赤・白)を数量限定で販売します。館内を見学し終わったら、すぐにワインが飲みたくなってしまうはず!
そんな人のために、地球館2Fにあるレストラン「ムーセイオン」では、2種のワインを飲み比べすることができる「飲み比べセット(各60ml)」や、ワイン展特別メニューを楽しむことができます。
ワイン展で学んだ知識を、更に深めるためにも、自分の目で、鼻で、舌で楽しんでみてはいかがでしょうか?
いかがでしたか?
実は通常のチケットの他に、金曜限定ペア得ナイト券も販売されています。
上野はバルやワインバーが多い街ですので、金曜日の夜は「ワイン展」で知識や歴史を学んでから、ワインを楽しんでみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いたナビゲーター
牡丹餅 あんこ
いらっしゃいませ、牡丹餅 あんこです。フリーライター(たまにイラストレーター)として、雑誌やWebで執筆。現在はグルメ・旅の撮影や執筆、取材を中心にお仕事をしています。得意エリアは中央線沿線、中央高速…
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(2025/1/14更新)
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