写真:東郷 カオル
地図を見るミキモト真珠島には大きく分けて真珠博物館・パールプラザ・御木本幸吉記念館があります。
真珠博物館では展示や映像などで、日本のみならず世界の真珠や、真珠のメカニズムについて学ぶことができます。養殖いかだの下の海がどのようになっているのか、実際には見ることができない光景も展示なら一目瞭然。
恐ろしいのが「同じ値段で買えるネックレスの長さは…」という展示コーナー。品質(色や光沢)の良し悪しで買えるネックレスの長さが違い、女性はこの展示に釘付け。年配の女性にいたっては、自分の胸元の真珠をじっと見つめ…。男性はそっとその場から離れていくという姿も。ある意味でホラースポットです。
写真:東郷 カオル
地図を見る先ほどご紹介した真珠博物館の横にはパールプラザがあります。1階ではショッピングが、2階ではお食事が楽しめます。ミキモトの高品質な真珠に奥様が目をパールのように輝かせている間に、旦那様は幸吉の一生を学べる御木本幸吉記念館へ。
鳥羽のうどん屋の長男に生まれた御木本幸吉が、後に“真珠王”と呼ばれるまでに至った歴史を知ることができます。絶望的な挫折を味わいながらも希望を捨てず真珠の養殖に一生を捧げた幸吉。その影には若くして亡くなった愛妻の支えが…。
今からでも遅くはありません。今すぐパールプラザへ引き返して、奥様に素晴らしいミキモトの真珠をプレゼントしようではありませんか!
写真:東郷 カオル
地図を見る海女は海に潜ってアコヤ貝を採取し、核入れした貝を再び海へ戻します。ですがこれは昔の話し。今では技術が発達し、海女の必要性はなくなりました。
ですがミキモトではこの作業を見ることができます。約1時間ごとに海女の実演が行われますので、開始前のアナウンスがあれば海に面した“海女スタンド”へ向かいましょう。
海女が小船に乗ってやってきて、養殖いかだの前で潜ってアコヤ貝を採取する様子を見ることができます。寒い季節でも白い磯着のまま海へ潜っていく姿は神秘的でさえあります。潜る作業には一定のリズムがあり、最後に足をつま先までピンと伸ばして海底へと消えていく姿はまるでシンクロナイズドスイミングのワンシーンのような美しさです。
写真:東郷 カオル
地図を見る英虞湾のミキモト多徳養殖場には幸吉が晩年を過ごした「真寿閣」が残っています。高台に建つ真寿閣から眼下の養殖場を眺めることを日課としていたといいます。
この養殖場は賢島駅の近くの港から出ている“賢島エスパーニャクルーズ”から眺めることができます。養殖場周辺の海面には養殖いかだも多数。是非賢島まで足を伸ばして、穏やかな英虞湾に幸吉が残した真珠養殖と、真珠養殖によってもたらされた地元の人々の生活を確かめてみてください。
ミキモト真珠島と賢島エスパーニャクルーズを利用するなら、近鉄が販売している観光チケット“まわりゃんせ”が大変お得です。
まわりゃんせなら、往復の近鉄特急の乗車券と特急券、それに真珠島とクルーズのチケット、更に真珠島のお隣の鳥羽水族館、他にもいろいろな入場料が含まれています。
是非お得にお出かけください。浮いた旅費でパールでも…(笑)
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(2024/9/10更新)
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