ピンクだけじゃない!バンコク・緑のカオマンガイに注目!

ピンクだけじゃない!バンコク・緑のカオマンガイに注目!

更新日:2018/07/26 10:00

櫻井 れきのプロフィール写真 櫻井 れき タイグルメ冒険家/フードアナリスト/地域密着型ライター
バンコクにあるカオマンガイの名店といえば、「ピンクのカオマンガイ」こと「ラーン・ガイトーン・プラトゥナーム」。日本にも支店を出店するほどの名店です。
しかし、実はそのすぐ近くに「緑のカオマンガイ」と呼ばれる、ピンクのカオマンガイ店にひけをとらぬ隠れた名店があるのです。
メインのカオマンガイの他にも多彩なおかずメニュー、デザートが豊富にそろう創業80年以上という老舗中の老舗をご紹介しましょう。

「緑のカオマンガイ屋さん」、その名も「グワンヘーング」

「緑のカオマンガイ屋さん」、その名も「グワンヘーング」

提供元:ก่วงเฮงไก่ตอนประตูน้ำ (KuangHeng)

https://www.facebook.com/kuangheng1932/地図を見る

BTSチットロム駅。ビジネス街であるこの界隈は、昼間にもなればランチを食べに来たりテイクアウトに来るOLさんや会社員で大賑わいです。
センセーブ運河方面へ北上すると、さらにその人通りが増します。その中にあるのがカオマンガイ店「グワンヘーング」なのです。

ピンクのカオマンガイ屋さんがピンクのユニフォームを身にまとっているのに対し、こちらのお店では従業員のユニフォームが緑色に統一されています。

茹で?揚げ?選べるカオマンガイが人気!

さてこちらのグワンヘーングですが、店の規模としては街の中の定食屋さんほどであまり大きくありませんが、いつも座席が埋まっている盛況ぶりです。
写真のように行列ができることもしばしば。

また、このお店には多彩なメニューがあるのも魅力の一つです。
カオマンガイにしても、ゆで鶏肉か揚げ鶏肉か、またはゆで鶏肉と揚げ鶏肉のハーフというメニューもあります。
他にもサイドメニューやデザートなども豊富に取り揃えられており、何を食べようか迷ってしまうほどです。

茹で?揚げ?選べるカオマンガイが人気!

提供元:ก่วงเฮงไก่ตอนประตูน้ำ (KuangHeng)

https://www.facebook.com/kuangheng1932/地図を見る

スプーンが進む!ジューシーカオマンガイ!

スプーンが進む!ジューシーカオマンガイ!

写真:櫻井 れき

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こちらがこのお店のカオマンガイです。

口に入れたとたん、鶏のエキスを十分に吸い込んでフカフカに炊かれたライス、柔らかくジューシーな鶏肉、ピリ辛ながらも深みのあるタレが三位一体となって押し寄せてきます。
塩コショウだけでシンプルに味付けされた鶏ガラスープもまたいい脇役となっています。

お皿の右下にある茶色の塊ですが、こちらは鶏の血が煮こごりのように加工されたものです。
「血!?何それ?怖い!」とお思いになる方もいらっしゃるでしょう。
しかし実際食べてみると味はほとんどなく、プルプルとした食感がいいアクセントとなっています。
ぜひ一度お試しあれ。

サイドメニューの生春巻き

サイドメニューの生春巻き

写真:櫻井 れき

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皮は日本で食べる生春巻きのような表面がツルツルしたものではなく、若干乾燥した皮で具がおおわれており、そこにとろっとした甘いタレがかかっているものです。
生春巻きというよりは、半生?春巻きといったところでしょうか。
中身はもやしやひき肉、練り物などが入っています。
カオマンガイよりも早く出てくるメニューですので、メインが出てくる前のオードブルとして食べてみてはいかがでしょう。

魚の浮き袋の醤油煮

魚の浮き袋の醤油煮

写真:櫻井 れき

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魚の浮き袋と鶏レバー、鶏の血の煮こごりを醤油ベースのスープにしたもの。
とろみがついていて、食欲がなくてもスルスル入って行きます。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

実はここの緑のカオマンガイ屋さんですが、創業が1932年で、創業1960年のピンクのカオマンガイ屋さんよりもずっと老舗のお店なのです。
そんな歴史あるカオマンガイ、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

バンコクのビジネス街中心にあるお店ということもあり、お昼時は若干行列になるかもしれませんが、時間をずらして来店するか、もしくはテイクアウトするのもいいかもしれませんよ。

掲載内容は執筆時点のものです。

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