フォート・ポータルはウガンダの西部に位置し、首都のカンパラからは乗り合いワゴンで5時間程度。静かで小さな地方都市です。中心部は芝生も整えられ、ウガンダの街に多い、赤い屋根に白い壁の家々が並びます。
ここからさらに乗合ワゴンを拾います。ピグミー村の麓までは1時間30分程度。山の中を走っていきます。運転手に予め伝えておくと、目的地で下してもらえます。ここからピグミー村までは徒歩で数分度。
ピグミーの村に行くと、まず入口付近にある建物に招かれます。そこで村の首長とお話しをして、どんな事をするのか事前に相談。ただ彼らと話すだけなら数百円程度の入村料のみでいいですが、さらに数千円程度の料金を払うと、ピグミーのダンスを見ることもできます。
男性は平均身長150cm以下。並ぶとその低さが際立ちます。周辺にも少数部族はあるのですが、背が低いのは彼らだけ。不思議です。
女性も背が低いですが、140cm台。男性の際立った背の低さに比べると目立ちません。子供も普通に見えます。ピグミーは生まれた時は普通で、成長の速度が遅いんです。なので小さい頃は、普通の人とさほど変わりません。
ここは村というよりも集落。ここには160人のピグミーが生活しています。ピグミーの人との相談次第で、家の中にも案内してもらえます。土を固めたレンガでできており、部屋は2〜3個の簡素なもの。
ピグミーはもともとは山奥に住んで居た狩猟民族。彼らが一番好きなのはサルでした。政府によって一部が麓に移住させられました。その子孫が今のピグミー村の人達。彼らはもともとのピグミーの生活を現状に適応させて生きています。
現在は農耕も行っている彼ら。周囲にはカカオやヤシの木やマリファナも育てています。
提供元:犬と酒と釣りと世界一周とか
http://theiyko.blog.fc2.com/blog-entry-273.htmlオプションでピグミーのダンスを見ることが出来ます。集落の多くのピグミーが集まり、円に並びます。打楽器に合わせ、みんなで歌いながら踊るダンスは一見の価値あり。
いかがでしたでしょうか。
ピグミーの中では比較的アクセスしやすい集落とはいえ、それでも日本から訪れるのはなかなか大変。しかし、これだけ小さな大人にたくさん囲まれるのもなかなかないこと。そして、人類学的にも珍しいピグミー族に会うこと自体が貴重な体験。
民族が好きな人は是非とも!
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