川越には、川越駅（JR埼京線 東武東上線）、川越市駅（東武東上線、本川越駅（西武線）と３つの駅がありますので、まずはそれぞれの駅から一番近いお寺へ向かってみましょう。
七福神が祀られているお寺は、妙善寺（毘沙門天）、天然寺（寿老人）、喜多院（大黒様）、成田山（恵比寿天）、蓮馨寺（福緑寿神／写真）、見立寺（布袋尊）、妙昌寺（弁財天）と、全部で７カ所。
川越駅からの出発でしたら、妙善寺（毘沙門天）→天然寺（寿老人）へと向かって行くのが良いでしょう。また、本川越駅、川越市駅からの出発でしたら、妙昌寺（弁財天）→見立寺（布袋尊）へと向かうのが便利です。
特に巡る順番に決まりはありませんが、どんな順序で巡るかはあらかじめ予定をたてて順良く廻るのがお勧めです。七福神巡りの全行程は約６kmありますが、のんびり寄り道しながら歩いても、半日で十分に廻れますので、それぞれオリジナルコースのプランを立てて廻ってみてください。
七福神とは福の神様の集まりで、七つの神様を参拝すると七つの災難が除かれて七つの幸福が授かると言われています。
不老長寿、商売繁盛、五穀豊穣、家内安全などと様々なご利益があるとされていますので、７つの福が揃うそれぞれの場所こそ、パワースポット！不思議な力が舞い込んでくるかもしれません。
見立寺の布袋尊（写真）を始め、七人の福の神様に癒され、心身もすっかり解きほぐされる事でしょう。
正月の元旦から７日まで、そして毎月１日が、七福神の縁日となります。
この日はお寺で専用の色紙を購入し各寺院を巡ると、寺院ごとにそれぞれ七福神の朱印を押して頂けますので、楽しみアップ！
また、専用の絵馬もありますので、こちらには御分体（尊像のミニチュア）をひとつずつ貼っていくと言う巡り方もあります。
七福神の縁日の日にだけしか対応していませんので、そんな貴重な日を選んで出かけてみるのもいかがでしょうか？きっと訪れるご利益が更に心膨らませ、福を呼び寄せるかもしれません。
そして、縁日以外の日でも七福神が勢揃いする方法がありますのでご安心を！
自分で押せるスタンプが各寺院には置いてありますので、オリジナル色紙を作ってみるのも良いし、専用の記念スタンプ用紙を以下のサイトからダウンロードしてプリントアウトしてみるのも良いですよ。また、全ての朱印、全ての御分体が既に揃って完成されているものも各寺院で常に販売をしていますので、お時間の無い方などはこちらを記念に購入してみてください。
縁日の日だけとは思わずに、弁財天（写真／妙昌寺）をはじめとする七福神は、いつでも福を持って待っています。
七福神にお目にかかりながら散策するのは蔵作りの街中。そこには昔懐かしい古き良き時代の景色が、建ち並んでいます。江戸、明治、大正の景色が混ざり合い、何度この街を訪れてもその景色は訪れる度に違う時を刻んでいるのです。
駄菓子屋さんにフラっと寄ってふ菓子をほお張ったり、川越ならではの和風小物を今日のお土産にと選んでみたり。レトロの街には、時空間を味わいながら楽しめる景色がたくさん詰まっています。
さあ！どこから出発してどこをどんなふうに見て巡ろうかな！？と、そんな計画がどんどん溢れ出してくるのが川越の街なのです。
それぞれ７カ所の寺院に祀られている七福神ですが、少し時間の短縮をしてみれば、更にあちこち観光の範囲は広がります。
川越の街中には貸し自転車が設置されています。一日２００円でレンタルが出来ますので、七福神巡りもスイスイ廻れて、更に川越の街を楽チンに満喫出来るなんて言うコースもいかがでしょうか？
祈って！観光して！食べて！買って！と、楽しみが全部揃っている、そんな小江戸の街・川越です。
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(2024/4/19更新)
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