写真:森 のこ
地図を見る三井寺の最寄駅は京阪石山坂本線・三井寺駅。京都駅からは複数のルートがありますが、JR琵琶湖線で膳所(ぜぜ)駅まで行き、京阪膳所駅から京阪石山坂本線に乗り継ぐルートが便利です。
三井寺駅から三井寺までは歩いて10分ほど。駅のすぐ横には琵琶湖疎水が流れており、寺へと向かう道すがら、琵琶湖から京都へと続く疎水の穏やかな流れを楽しめます。
三井寺の境内のなかでは、後述の紅葉トンネルがもっとも人気のみどころですが、ところどころに植えられた、立派なもみじの木も見逃せません。上の写真は、三井寺の入り口である大門から参道をまっすぐ進み、本堂である金堂へと続く階段の手前で撮った一枚。もみじの本数こそ少ないものの、鮮やかに染まった紅葉が目を喜ばせてくれます。
写真:森 のこ
地図を見る三井寺の敷地内には、金堂をはじめ複数のお堂が建立されており、なかでも微妙堂というお堂から西国三十三所観音霊場の第十四番礼所でもある観音堂へと続く参道は、両脇にもみじが立ち並ぶ人気のエリア。鮮やかな紅葉のトンネルがしばらくの間続きます。
この紅葉トンネルを抜け、観音堂へと階段を上がればそこは、大津市内とその奥に琵琶湖を一望できる眺望抜群のスポット。紅葉と琵琶湖のコンビネーションもぜひお楽しみください。
写真:森 のこ
地図を見る貴重な文化財を多数有する三井寺、その数なんと、国宝10件、重要文化財42件にも上ります。
なかでも特に有名なのは、近江八景のひとつで、残したい日本の音風景100選にも選ばれた「三井の晩鐘」。300円をお納めすれば、自分で鐘を鳴らす体験も可能です。静寂な境内にひびく荘厳な鐘の音を、ぜひ体感して来てください。
京都の紅葉の名所ほど知名度が高くない三井寺は、ハイシーズンでも混みすぎず、ゆったり見られるのも何よりの魅力。
上で紹介した三井の晩鐘のほか、かつてかの有名な弁慶が争奪を試みたとも言われる「弁慶鐘」など、紅葉以外にもみどころはたくさん。日本最大の面積を誇る琵琶湖も、ほど近くです。
例年、見頃は11月の中旬〜12月上旬頃まで。ぜひ十分な時間をとって、滋賀の紅葉と周辺の名所をたっぷり堪能してきてください。
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(2024/12/12更新)
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