週末行ける!東京御蔵島で野生のイルカと一緒に泳ごう!

週末行ける!東京御蔵島で野生のイルカと一緒に泳ごう!

更新日:2015/11/10 09:46

伊豆諸島の一つ「御蔵島」は東京都に属するとても小さな島ですが、島周辺に野生のイルカが生息しており、一緒に泳ぐことができることでとても有名です。
御蔵島行きの船は毎日就航しており、夜東京を出発すれば翌朝には島に到着するので、金曜の夜に出発して土〜日曜日の午前中とたっぷり遊び、夜には東京に帰ってくる、なんていうことが可能です。イルカと大自然の中を泳ぐ…そんな週末をたまには過ごしてみませんか?

行きの船は贅沢夜景ツアー!レインボーブリッジも通過!

行きの船は贅沢夜景ツアー!レインボーブリッジも通過!
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御蔵島には東海汽船の「橘丸」で向かいます。この橘丸は定員1000名という巨大な船で、船内にはレストランやコインシャワー、キッズルームなどが完備され、日頃船に乗りなれていない方も安心してくつろぎながら御蔵島まで向かうことができます。

22:30に出発するので、金曜日の仕事を終えてから向かっても間に合う方も多いですよね。東京竹芝客船ターミナルで乗船手続きを行い、船に乗り込んだら、荷物の整理もそこそこに、すぐに甲板に出てみましょう。
海から眺めるお台場やレインボーブリッジの夜景ツアーが楽しめます。
出航後10分ぐらいでレインボーブリッジの真下を通過するので、あまりのんびりしていたら見逃してしまうことも。
夜景が見たい方は急いで甲板に向かってくださいね。
心ゆくまで夜景を楽しんだら、あとはシャワーを浴びたりレストランで食事をしたり、明日に備えてゆっくりくつろいで過ごしましょう。

朝6:00、いよいよ御蔵島に到着!港からイルカが見えることも!

朝6:00、いよいよ御蔵島に到着!港からイルカが見えることも!
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御蔵島には朝6:00頃に到着します。
朝のさわやかな空気の中、港に降り立つと一気に旅気分が盛り上がります。
港付近でも泳いでいるイルカが見えたりすることもありますので、注意して外を見てみましょう。
港には宿泊する施設の方が迎えに来てくれていますので、お宿の方に声をかけてお宿にまで連れて行ってもらうことができます。
たいていのお宿ではチェックインまでの間、休憩ができるようなスペースが設けられますので、ここで一休みすることができますよ。
ただし、朝食はありませんので、あらかじめ準備をしておく必要があります。
島内にはコンビニもないので、基本的に現地調達はできないものと考えておきましょう。

さっそくドルフィンウォッチング!イルカと一緒に泳ぐときはしっかり目を合わせて!

さっそくドルフィンウォッチング!イルカと一緒に泳ぐときはしっかり目を合わせて!
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御蔵島のドルフィンウォッチングは、イルカの群れを船上から探しながら行います。
経験豊かな船長の指示に従って一気に飛び込めば、そこには野生のイルカの群れ。
東京でこんな経験ができるなんて感激ものですよ。

好奇心豊かなイルカたちは遊びたい気分のときには自分から近づいてきますので、その時にはしっかり目を合わせて、一緒に潜ったりしてみましょう。
時には口から泡を出したり、遊んでいたビニールをパスしてきたりと、遊び心でいっぱいのイルカたち。深く潜るのが苦手でも、水面近くで泳ぐこともありますので、焦らず落ち着いてよく観察してくださいね。

ただし、遊ぶ気がないイルカをしつこく追いかけたり、触ったりするのは絶対に禁止です。これからも人間とイルカが共存して暮らしていくために、イルカが嫌がることはしないように気を付けて泳いでくださいね。

島唯一の食事処、「美々庵」で地元産食材ランチを食べよう!

島唯一の食事処、「美々庵」で地元産食材ランチを食べよう!

イルカと一緒に泳ぐって思った以上に体力を使います。
特に御蔵島のドルフィンウォッチングは1回のツアーで何度も船から飛び込んだり上がったりを繰り返すので、終わった頃にはもうヘトヘト。お腹もすぐにペコペコになってしまいます。そんなときには、島唯一の食事処の「美々庵」へ。
「地魚フライ定食」(850円)や、「田舎カレー」(サイズ別で600〜800円)、「地の刺身定食」(1200円)など、地元の食材をたくさん使った食事がお腹いっぱいいただけます。
また、御蔵島産の天草から作ったところてんなどもありますので、ちょっと小腹がすいちゃった…なんていうときのおやつにもいいですよ。

島にはその他、パスタやハヤシライスなどの軽食が食べられる「ふくまる商店」やカフェ「カンブリ」などがありますので、軽く済ませたい場合はこちらを利用しても。

帰りの船は12:30、夜には東京に到着です!

帰りの船は12:30、夜には東京に到着です!
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御蔵島では日帰り観光は許可されていませんので、土曜日に島に到着したら、必ず一泊する必要があります。
帰りの船は12:30なので、土曜日〜日曜日の午前中とたっぷり遊ぶ時間が取れます。
ドルフィンウォッチングツアーに複数回参加したり、島内を散歩したり、ハイキングツアーに参加したりなど、自分のペースで楽しんで。
帰りの船は行きと同様、約8時間かけて東京に戻りますが、夜20:00頃に竹芝客船ターミナルに到着するので、次の日から仕事でも大丈夫な方も多いのでは?

ただし、御蔵島の船は条件付き出航になることも多く、行き帰りともにフェリーが到着しないことも珍しくありません。
次の日にお仕事の予定などで休みたくない!という方はあらかじめ大島行きのヘリコプターを予約しておくと安心かもしれません。

いかがでしたか?

世界でも野生のイルカと泳げる場所はそんなに多くありません。そんなに貴重な場所が日本の、しかも東京にあるなんて、とてもラッキーなことですよね。
今までイルカと一緒に泳ぐなんて遠い夢だと思っていた方も、ぜひ一度、週末を利用して御蔵島に出かけてみませんか?遊び心でいっぱいのイルカたちがきっと大歓迎してくれるはず!

なお、御蔵島村ホームページから購入できる「いるかいないか」という冊子では、御蔵島に棲むイルカの個体ごとの特徴や習性が紹介されており、事前に勉強しておくと実際に一緒に泳いだときにイルカを見分けたり、行動の意味が理解できたりするのでよりいっそう楽しめますよ!

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/23−2015/10/25 訪問

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