アマゾン地域は、ブラジルやペルーなど南米の数か国にまたがっていますが、エクアドルからはアクセスがとってスムーズ。
エクアドルの熱帯雨林エリアには、アマゾン川の支流であるナポ川が流れており、首都のキトから僅か30分のフライトでアマゾンの入り口に到着!その後2時間ほどナポ川をボートで進めば、手付かずの大自然に埋もれるように建てられた『サチャ・ロッジ』に到着です。
こちらのロッジに宿泊の方は、キト空港からロッジのスタッフが付いてくれます。何の心配もいりません。
『サチャ・ロッジ』は、1992年スイス人の冒険家ベニ・アメテール氏によって建設されました。アマゾン・ジャングルの営みを潰す事なく優雅に滞在できるロッジを作りたいと、彼は25年間エクアドルに滞在し、理想の場所を見つけたのです。
エクアドル・アマゾンに生息する動植物の数は、世界最大級。100種類以上の樹木に600種以上の魚、250種以上の両生類や爬虫類が発見されています。そして数多くの先住民族が、今でも自給自足の生活をこの広大な森林世界のなかで維持している貴重な場所です。
冒険家ベニは、そんなジャングルの真ん中の、孤立したラグーンを含む500ヘクタールの土地を買い取り、周りに住むキチュア族の人々170人とともにロッジを開始しました。
地域のコミュニティにも大いに貢献し、現在では1,800ヘクタールを所有、原住民からも支持される正にサステナブルで素敵なエコ・ロッジです。
写真:市川 芽久美
地図を見るこのロッジの特徴は、自然に溶け込む快適なロッジと広大な土地にあるさまざまな施設。
各孤立した客室ロッジは、太陽光を利用した温かいシャワー、パソコンなどの電子機器を入れる乾燥ボックスがあるなど、湿度の高いジャングルならではの工夫もなされています。
敷地内には、ロッジの目の前に広がるラグーンや、その上にはバーベキューもできるテラス。展望台やマリポサリオ(蝶々園)など、ジャングルを楽しむ施設が工夫されており、圧巻なのは、手作りとは思えない立派な地上30メートルの高さの吊り橋。高い桟橋から一面に広がったジャングルの海を眺め、望遠鏡を覗けば、そこにはさまざまな生物の生活を垣間見ることができます。
写真:市川 芽久美
地図を見る施設の充実度に加えて、このロッジの特徴は、ユニークなエクスカーションとネイチャー・ガイドの素晴らしさ。
教育されたプロのネイチャーガイドと地元のコミュニティーのスタッフが、大自然の営みやコミュニティーの暮らしを壊さずに最大限に楽しませてくれます。
天候をみつつ、絶妙なエクスカーションの調整をし、ジャングルを知り尽くしたガイドだからできる最高のガイディングには、本当に驚かされます。
ジャングルの中を歩いたり、川をボートでクルージングしたりしながら、顔をひょこっと水面からだしているアナコンダや人を食べないピラニアたち、そして群れをなす猿や鳥たちなどさまざまな生物に出会います。土のミネラルを食べながら土壁に張り付くインコの大群など、見たこともない自然の光景を目の当たりにします。
写真:市川 芽久美
地図を見るメイン棟にあるレストランでの食事も、ジャングルだから...と思いきや、毎日変わるテーブルセッティングに、種類豊富な質の高いビュッフェととっても豪華。週末ランチは、ラグーンにあるテラスでバーベキューパーティです!
メイン棟のバーでジャングルの自然のパワーを浴びながらお酒を味わうのも、他ではできない素敵な体験です。
今まで思っていたジャングル・ロッジのイメージが変わった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ロッジの目の前に広がるひっそりとしたラグーンの真ん中で、虫の音を聞きながら美しい夕日の後の満点の星空に包まれていると、心配事がいつの間にか消え去り、広い未来が見えてくる感覚さえ覚えます。
是非、今までにない体験をジャングルで!
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(2025/2/10更新)
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