写真:まつり はるこ
地図を見るジョリビー(Jollibee)は、フィリピン発のファストフードチェーンです。世界各国のファストフード市場で軒並みシェア1位を獲得するチェーンといえば、日本でもおなじみのマクドナルドですが、フィリピンではなんとジョリビーがシェア1位!フィリピンは、“マクドナルドが首位を獲れない数少ない国”というわけです。
フィリピン国内はもちろん、フィリピン人労働者が多く活躍する中東や東南アジア、アメリカなどにも進出し、2014年末の時点でその数およそ2,900店舗。マニラやセブシティなどの大都市では、道を歩けば「あ、ジョリビー」、角を曲がって「あ、ジョリビー」、道を渡れば「あ、ジョリビー」……と街中にジョリビーが溢れているところも少なくありません。また、SMやロビンソンなど観光客も多く訪れるショッピングセンターにも、必ずといっていいほど出店しています。もちろんマニラ空港にも。1度でもフィリピンを訪れたことのある方なら、赤いハチのキャラクター・ジョリビー君をどこかで目にしたことがあるはず。
写真:まつり はるこ
地図を見る世界的ブランドであるマクドナルドをも凌ぐ人気を誇る、フィリピンのドメスティックブランド「ジョリビー」。お昼時には学生やビジネスマン、そして週末にはカップルやファミリー連れで、写真のように混雑することも。カウンターの中には驚くほど多くのスタッフが入り、チャチャっと対応してくれるため、待ち時間はさほどでもありません。
また、日本にあるようなファストフード店と同じように、写真つきのメニューがあるので、指さしで注文することも可能。英語が苦手な方でも安心して楽しめます。
写真:まつり はるこ
地図を見るハンバーガーをはじめとする、ファストフード店らしいメニューが並ぶジョリビーですが、単に欧米のファストフードを真似ているだけではありません。ジョリビーは“フィリピン人の舌に合う味わい”をモットーに、塩加減など味を絶妙にコントロール。これがフィリピンの国民食ともいえるほどに成長した人気の秘訣でしょう。
中でも、多くのフィリピン人を虜にしているのが「フライドチキン」です。フライドチキンの横には紙に包まれた暖かい塊が……そう、白いご飯!ご飯とフライドチキンという組み合わせ、日本人から見ると一見不思議に思えますが、これが意外にイケるんです。
ご飯はおにぎりのようにかぶりつくのではなく、お皿の上で軽くほぐし、その上にこれまたほぐしたフライドチキンをのせます。そこに小さなカップに入ったグレイビーソースをかけながらまぜまぜ。スプーンとフォークを器用に使いつついただきましょう!
写真:まつり はるこ
地図を見るフィリピンのチビッ子に人気があるのが、こちらのハンバーグ。日本と同じくお米をよく食べるフィリピンらしく、ハンバーグと白いご飯がワンプレートで提供されます。
汁気の多いおかずやスープを、白いご飯に混ぜながら食べる習慣があるフィリピン。グレイビーソースたっぷりのハンバーグは、ある意味フィリピンらしさを味わえるメニューともいえるでしょう。ご飯のパサパサ感も気にならなくなるので、日本人の舌にも合います。
この他にもスパゲティ・ミートソースなどのメインメニュー、パイやスープなどのサイドメニューも充実しています。
写真:まつり はるこ
地図を見るもうひとつ、フィリピンのチビッ子たちの人気を集めているのが、マスコットのジョリビー君。ジョリビー君が登場するテレビ番組もあるほどの人気なんです。店頭ではジョリビー君のグッズを不定期で販売していることもあるので、ぜひチェックしてみましょう。もしあればラッキー、即買いです。
写真は、水を入れると色が変わるジョリビー君のウォーターボトル。200円弱ほどという安さなので保温保冷効果は微塵も望めませんが、フィリピンのお土産にもオススメです。
フィリピンには、ジョリビー以外にもマクドナルドやKFCなど日本でもお馴染みのチェーン店をはじめ、フィリピン料理が充実した「マング イナサル」やフライドチキンが美味しい「マックスズ」など数々の店が軒を連ねます。その様子はまさに群雄割拠! その中で絶対的王者の座に君臨するのが、今回ご紹介したジョリビーなのです。
役員が日本進出の野望を口にするなど、もしかしたらジョリビーの味を日本でも楽しめるようになるかもしれませんが、少し先のお話……気になるアナタは、もはや国民食といえるほどの人気を誇るジョリビーでフィリピンならではの味を楽しむために、早速フィリピンへ飛んでみましょう!
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(2024/11/7更新)
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