写真:ミセス 和子
地図を見る金森赤レンガ倉庫群は、函館駅から車で約5分、函館市電を利用する場合は、駅前から函館どつく前または谷地頭行きに乗車、3駅目の「十字街」で下車し徒歩5分の場所にあります。
レトロな雰囲気が漂う「金森赤レンガ倉庫群」は、明治末期に建てられた倉庫を再利用しています。この地域一帯は重要伝統的建造物群保存地区であり、街並みは北海道遺産に選定されて、函館ベイエリアの代表的な観光スポットになっている場所です。
函館山を背景に港沿いに並ぶ、三角屋根のショッピングセンター群は、手前からBAY HAKODATE、金森ホール(多目的ホール)、4つのテーマで7棟に分かれています。
『居酒屋兆治』の映画では、造船会社を脱サラした兆治がこの金森倉庫群の近くに、居酒屋兆治と言うお店を構え、馴染み客との人間模様が展開されます。赤レンガ倉庫群のこの道を健さん(兆治)が通勤や買出しに、自転車で通る風景がありました。
四季折々に自然がもたらす変化がありますが、この場所は32年前とほとんど変わらない風景で、函館の歴史を感じる事ができる場所です。
写真:ミセス 和子
地図を見る「七財橋」は、金森赤レンガ倉庫群の中にある運河を渡る為の石橋で、防波堤の役割も兼ねた橋です。港町函館は、ほぼ鎖国状態だった江戸時代の末期に下田と共に最初に条約港として開港され、発展した港です。三菱倉庫建設の立役者となった石川七財氏から、その名が付けられました。
七財橋の上から眺めるこの赤レンガ倉庫群と、バックに見える函館山とのコントラストはとてもロマンチックで、ビューポイントになっています。
この七財橋はアーチ型になっており、頂上までは急な坂道です。車が次々にスピードを上げて登って来るので、この場所からの写真撮影は十分な注意が必要ですよ。
写真:ミセス 和子
地図を見るこれはベイエリアから、緑の島とヨットハーバーを眺めた写真です。緑の島は函館港に浮かぶ、面積約8ヘクタールの人工の島です。島は公園になっており、2013年7月にGLAYのコンサートが行われたので有名です。
函館港は渡島半島南端、津軽海峡に面した岬によって形成された港で、湾の中の海は静かで穏やかです。青空のカモメが飛び、穏やかな海にたくさんのヨットが停船している風景は、心が癒され函館ならではの魅力溢れる場所になっています。
写真:ミセス 和子
地図を見る昼間とは違った顔を持つベイエリアです。金森赤レンガ倉庫はライトアップされ、遊覧船ブルームーン乗り場がひときは輝きを見せています。金森赤レンガ倉庫群は、日没から22時まで一年を通してライトアップが実施されています。
夜のベイエリアはロマンチックな雰囲気に包まれ、夜のデートコースに最適な場所です。冬季間はツリーのライトアップが行われ、素晴らしいイルミネーションが人気を呼んでいますよ。
写真:ミセス 和子
地図を見る夜は赤レンガ倉庫のヒストリープラザにある「函館ビアガーデン」も是非お勧めしたい場所です。レンガ造りで天井が高く、広々としたレトロな雰囲気の魅力的な店内です。
やや甘口のエールタイプで飲みやすい「函館赤レンガビール」や、開拓時代に飲まれたビールを再現している「函館開拓ビール」などのオリジナルの地ビールが、常時2種類楽しむ事ができますよ。
そしてお料理も、北海道の食材を使ったビールに良く合うお料理が楽しめますよ。この写真は冷たいお蕎麦ですが、朝イカのお刺身や寿司職人が握る北海道寿司も人気です。
高倉健さん主演の『居酒屋兆治』ロケ地、金森赤レンガ倉庫群はいかがでしたか、ご覧の様に金森赤レンガ倉庫群は外観が統一された建物ですが、一つ一つが大きなショッピング街になっていて、ショッピングやランチ、カフェタイムを十分に楽しむ事ができる場所です。
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(2024/10/14更新)
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