ご紹介する「湯の国会館」は、東名高速道路「沼津」ICから、車で約60分。沼津方面から、伊豆中央道・修善寺道路を経由して、国道136号線を下田方面へ道なりに進むと左側にあります。
湯の国会館は、天城七湯の一つの「青羽根温泉」にあり、七湯の中でも新しく、狩野川の川べりにある自然が美しく見られる温泉です。
館内には、内風呂・露天風呂・薬湯・サウナ・ミストサウナなどのお風呂があり、入浴施設が充実した日帰り温泉の湯処。
どこにでも、ありそうな入浴施設ですが、ここは他とは違って、源泉が2種類あります。
一つの源泉は、美肌効果がギュッと詰まった硫酸塩系の温泉。もう一つは、あっさりとした単純温泉系。温泉に興味を持って頂き、何はともあれ、早速、温泉へ入ってみましょう!!
こちらは、大浴場にある内風呂です。この内風呂は、2つある源泉のうち、硫酸塩温泉が楽しめます。入ってみると「ぬる〜っ」としたような、まるで乳液に入っているかのような感触の湯。この温泉は、新陳代謝を促し、お肌のセラミドを整える作用がある「メタケイ酸」などが多く含まれています。
聞いたことがないような難しい名前ですが、入ってみれば、すぐに分かるような効能!
ぬるぬるとした絹のような滑らかな温泉に、きっと感心してしまうでしょう!
変わってこちらは、露天風呂。
奥に見えるのが露天風呂で、手前に見える濁った湯は薬湯です。ここで驚いてしまうのが、2つの浴槽に異なった種類の源泉が入れられていること。露天風呂は、先程と同じ硫酸塩温泉が入っていて、薬湯には対照的に、あっさりとした感触の単純温泉が使われています。ただでさえ温泉効果は、ばっちりですが、薬湯には、ショウブ・ガイヨウなどの14種類がブレンドされた薬草が投入されていて、より体の芯から温まることが出来ます。
すぐ隣同士で2種類のお風呂に入れるので、温泉の入り比べが出来て、面白いですよ!
『温泉データ』
泉質:ナトリウム・硫酸塩泉(51.1度)
泉質:アルカリ単純泉(25.3度)
こちらは、露天風呂からの景色。
狩野川沿いにあるので、川のせせらぎや緑豊かな景色を存分に味わいながら入れます。緑が目に優しく、川から吹く涼しい風など、四季折々の風情を味わいながら楽しめるのも魅力!
都会の雑踏を忘れ、自然の中でたっぷり過ごせるのは、何よりも代えがたい時間。温泉に浸かりながら、頭を空っぽにして、いつまでも見ていたくなるような光景です。
露天風呂は屋根が架かっているので、雨の日でも利用出来ます。大浴場には、ボディーソープやシャンプーなど備え付けてありますが、タオル類の貸し出しは有料なので持参するのがお勧め。
館内に食事処などが併設し、食事を取ることも可能。広々とした無料の和室休憩所もあり、座布団を並べて、ごろ〜んと寝転がっても良いですね。
湯の国会館は、伊豆半島のど真ん中を走る国道136号線に面していて、浄蓮の滝、道の駅「天城越え」など、昔から伊豆を代表する見所が点在! 秋は、紅葉が綺麗に見られる「修善寺自然公園」など、もみじ狩り出来るスポットもあります。
湯の国会館は、入場料だけで一日中過ごせるので、ゆったりして、積もり積もった心のコリを優しくいたわってみては如何でしょうか?
また、伊豆をドライブの途中に立ち寄って、温泉に浸かるのも良いですね。
是非、足を運んでみて下さい。
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