秋保にはこけし、ガラス、漆など工芸品を作る作家がいたるところで活動されていますが、こちらの秋保「手しごと館」には、そのうち24工房の作品が展示・販売されています。
工房自体の存在は知っていても、一つ一つ見て回るのはなかなか大変ですよね。興味があっても、旅の時間は限られているもの。その手間を無くして、ここでじっくり、お気に入りの作家さんの作品を吟味してください。
なかなか他では出会えない作品がありますよ。中には2年待ちのお品もあるほど。きっと、お気に入りの逸品が見つかりますよ!
また、企画展なども催されているので、是非HPでチェックしてお出かけくださいね。
珈琲館は、建物の入り口の和風建築の趣とは雰囲気が打って変わって、中はまるで教会の礼拝堂のようなホールが、まず目に飛び込んできます。
ホールの高い天井をよく見ると、綺麗に並んだ木組みの美しさにしばし魅了されます。
こちらの建物は、秋保在住の建築に携わる左官、大工、内装、電気等の匠の方のみで造り上げられた”秋保の職人の技”の結集。もともと林業が盛んだった秋保で、木を深く理解する方々が造った建物は人を温かく包み込むのですね。
ホールの隣には落ち着いた喫茶スペースがあり、お食事もできます。これまたよく見ると○△□が上手く組み合わさったデザインの作りで見ていて飽きません。
お薦めの喫茶はコーヒーもさることながら、”ウィンナーココア”を是非!丁度よい甘さとクリーミーな泡が絶妙なバランスなんです。
秋保「手しごと館」の手前にある別の入場口から入ると、名取川を間近に見る場所に17棟からなるロッジ村があります。このロッジ村を歩いていると、懐かしいような来たことあるような感覚になることでしょう。なぜなのか?と思いながら建物を眺めてみると、杉板の外壁で統一されているのと、ガラス窓のシンプルな構造。これが落ち着いた雰囲気を醸し出しているのでしょうね。
貸ロッジは宿泊だけではなく日帰りでも利用することができ、毎年、仙台の秋の名物行事“芋煮会”の季節には大勢のグループで賑わっています。
このロッジでの宿泊者には無料で併設の渓流岩風呂温泉に入ることができますよ。使用料金もリーズナブルなので、ちょっと、秋保の自然体験を気軽に味わいたいと考える方にはお薦めです!
秋保町内には室町時代に7つの古城・館跡がありますが、こちらの”天守閣自然公園”の一部も館跡の一つです。
秋保石を巧みに使った庭園の東側にそびえる屏風状の岩崖が自然の要塞として使われていたそうです。そして、岩崖の上部は1haほどの平地になっていて、そこに湯元小屋館があったとのこと。今となっては下から見上げるだけですが、そのような歴史を思い浮かべながらこの回遊式の庭園を周ると面白いですよ。
そして、庭園内には源泉からひいた足湯があるので是非、入ってくださいね。写真の足湯は30人ほど入れる”やかたの湯”です。ここは、ちょっと小高い場所になっているので、周りの景色を眺めながらゆったりとお過ごしください。
このゾーンにはカフェやオートキャンプ、蕎麦処の他に“市太郎の湯”という日帰り温泉の施設があります。少し緑色に見える透明なお湯は低張性弱アルカリ性温泉でお肌に優しく、入った後も長い時間、体がポカポカします。
この市太郎の湯に入られた方は庭園も無料で散策できますよ!
秋保は温泉街と秋保大滝以外にも立ち寄って頂きたいところがたくさんあります。今回は時間があまり取れない方でも、こちらに立ち寄れば気の利いたお土産から森林浴、湯浴み、食事など、ご自分の旅のスタイルに合わせて選ぶことができますよ。木の家と天守閣自然公園を利用される方は北駐車場がお薦めです。春になると駐車場内にある大きな桜の木がとても見事です。是非、足を運んでみてくださいませ。
セラピスト たまや 瑞の*旅の薫香*
自然の地の利を活かして造られた”秋保 木の家・天守閣自然公園”を散歩して感じた自然と施設の融合を精油で表現すると
*ベルガモット・アンジェリカ*
それぞれ一滴ずつディフューザー等でお試しくださいね。
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