まずは、街の中心ジェネラル・ド・ゴール広場にそびえる大噴水!!これを見ずしてエクスに来たとは言えないでしょう。中央に立つ3人の女神はそれぞれ、法律(街に向かって立つ)・農業(マルセイユ方向)・芸術(アヴィニョン方向)を意味しています。
街の語源ともなる「エクス」の、まさにその名に恥じない大噴水と言った感じですね。ここは車の通りが激しいので、近くで写真を撮る時にはくれぐれも気を付けて下さいね。ライトアップされた夜も是非訪れてみて下さい!幻想的な姿はとても美しいものです。
ロトンドの大噴水から真っ直ぐに伸びる、17世紀に城壁を壊した跡につくった、旧市街を東西に貫く長さ約500mのミラボー通り。樹齢500年といわれるプラタナスの美しい並木を造り、両側にはレストランやカフェが軒を連ねていてまるでパリのようです。道行く人もどこかオシャレ!
そんな通りにある苔むした噴水は、生命の泉と呼ばれていて、なんと冬には温水が出るのです!通りすがる人はみな、この水に手を触れていく姿が印象的。ここもライトアップされていますよ☆
さらにミラボー通りを突き進むと、小さな広場に突き当たります。ここで真っ直ぐ通りを見つめる、エクスの善人王と呼ばれるルネ王の像が噴水となっているのです。プロヴァンスで作られていたマスカット葡萄の房を左手に持ったルネ王が、微笑みを浮かべ街を見守るかのように建っています。
三方を周囲を個性的な建物が囲む、18世紀後半に作られたとてもエレガントなアルベルタ広場。広場の北側はアルベルタ邸で、南仏特有の広い薄いグレーの鎧戸がなんとも素敵です♪その広場の真ん中で、20世紀初頭のベニエの噴水が潤いを魅せていて、恋人たちのデートスポットとなっているのもうなずいてしまう、独特な雰囲気が漂っています。
エクスの街にマザラン地区と呼ばれる、貴族たちが豪邸を構えていたという静かなエリアがあります。ギャラリーも多く、とても情緒ある街並みが広がっています。そんな一角にあるのが四頭のイルカの噴水。こんな特徴ある噴水なら街歩きの目印にもなりますね。華麗な建築がエクスの遥か古の栄華を物語っているかのような、マザラン地区の散策はお薦めです。
ご紹介したのはほんのわずか。街を歩けば噴水にあたると言うほどの豊かな水の都エクスアンプロヴァンス。南仏の乾燥した地域にかかわらず水が豊富なのは、サン・ヴィクトワール山に代表されるように石灰岩質の山や大地が多く、しっかりと水をためることができる地質構造になっているからなんです。そんな土地の自然からの贈り物を受け取りに、芸術や文化の香りが漂うエクスの街に出かけませんか?
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(2024/12/12更新)
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