長崎県佐世保市の標高191m石岳頂上にある石岳展望台。佐世保駅前から市バスで約30分。車で佐世保駅から約15分で、石岳頂上付近にいけますが、展望台にはいずれにしろ徒歩で向かわなければなりません。(市バスなら「動植物園前下車」徒歩約20分、車なら駐車場から徒歩約5分)
日中でも少し薄暗い木々の小道を進みます。少し距離があるので不安になるかも・・森林浴を楽しみながら、光にむかって進んで行きましょう。
この先にある絶景が、不安と疲れを吹き飛ばしてくれるはずです。
木々の小道を抜けると、最初の展望台で一休みしましょう。九十九島の雄大な景色だけではなく、相浦富士と言われる愛宕山もお出迎えしてくれます。ベンチが用意されているので、絶景を堪能しながら休憩するのがいいでしょう。
映画『ラストサムライ』の冒頭シーンもここで撮影されており、その案内パネルがこちらにあります。
最初の展望台の後方にある、コンクリート造りの展望台を目指して螺旋階段をあがります。頂点から見える景色は、雄大な佐世保市街も含めた360度の大パノラマ!!今までの疲れが一気に飛んでいくくらいの絶景です。
この地点に到着するまで、坂道を上り木々の小道を抜けて、さらに螺旋階段をあがる・・・たどり着くまでは少々たいへんですが、きっと来てよかったと思える場所です。
展望台の螺旋階段の途中にステージのような展望所があります。頂点の展望台より少し低い位置にありますが、九十九島はステージの方が写真撮影しやすかもしれませんね。
初めの展望所とステージと頂上の展望台。3ヶ所から違う角度で景色を見る事ができる、贅沢な場所です。
頂上展望台から、佐世保市内の中心的産業でもある、造船所の様子も見ることもできます。
「佐世保重工業株式会社佐世保造船所」で地元での通称はSSK。旧海軍工廠を引き継ぐ歴史ある造船所であり、佐世保市内に基地を持つ海上自衛隊や米海軍の艦隊の保守などを手掛けている所です。
沢山の大型クレーンがありますが、この中には大正2年に竣工された大きなハンマーヘッド型クレーンあります。「佐世保重工業250トン起重機」として国登録有形文化財に指定されており、現役で稼働中です。
市バスで行かれる方は、1日券を利用をお勧めします。ただし、平日と土日とでは利用できるコースが違います。購入前に確認をお願いいたします。
展望台はトイレ設備がありません。動植物園前の駐車場にあるトイレのみですのでご注意ください。
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