内子フレッシュパークからりの人気は農産物直売所。立派な獲れたて野菜がなんと、市価の3分の1ほどで販売されているのです。種類もとにかく豊富で、両手で抱えきれないほど買い込んでも、1,000円もしないという驚きの安さなのです。
からりはITを活用した独自のビジネスモデルで成功した直売所として全国的にも注目されています。商品につけられたシールのバーコードを店内の専用端末に通すと、生産農家と生産履歴が表示され、農薬の使用量まで確認ができます。他の直売所とは一味違ったその品ぞろえと品質。ぜひとも美味しい野菜や果物をまとめ買いしておきたいところです。
道の駅の奥、森の中に「レストランからり」があります。外観も内装も木をふんだんに使い、落ち着いた雰囲気のレストランはまさに森の隠れ家。愛媛の人気観光列車「伊予灘ものがたり」にも食事メニューを提供している実力派のレストランです。
ウェディングパーティーも可能な店内は広々しており、壁一面の窓からは豊かな自然を食事を楽しみながら眺められます。先ほどの直売所で並んでいた内子産の野菜や、「内子豚」をふんだんに使った料理が人気。素材の持ち味を存分に活かしたヘルシーな料理を洗練された空間で味わえます。
道の駅の中にある「からりパン工房」も人気。内子の特産品を使用した様々なパンが焼きたてで楽しめる事もあり、多くの人で賑わっています。そんな人気のベーカリーショップで整理券が発行される人気の商品が、からりの名を冠した「からりブレッド」。持ち帰って自宅で頂くのも良いですが、工房前にあるウッドデッキのテーブル席で、小田川の清流と紅葉を眺めながら焼きたてを頂くのがお勧めです。
焼き上がりのパンから放たれるバターの薫りがふわりと鼻孔をくすぐります。見た目以上の重さでずしりと生地が詰まっています。とても濃厚な味で、甘さもしっかり感じられます。外はパリパリなのに中はしっとりもちもち。その人気ぶりが納得できる実力の逸品。車を置いたらまず整理券獲得に向かいたいところです。
道の駅フレッシュパークからりの中には小田川の清流が流れており、吊橋が対岸へとかかっています。吊橋の袂には階段で降りる事ができ、川辺でゆっくりとくつろいだり、夏には清流での水遊びが楽しめます。夜になると、この吊橋は美しくライトアップされます。夜の内子フレッシュパークからりは昼間と違い暗くひっそり。それでもこの吊橋まで歩けば、暗闇の中に1本の光の道が浮かび上がる幻想的な光景が楽しめます。
内子フレッシュパークからりの中は秋になると一面の紅葉が楽しめます。鮮やかに彩られた木々の下、ウッドデッキのテーブルや小田川の河川敷で購入した美味しいものを頬張る時間は至極の贅沢。また、吊橋を渡れば公園へ遊歩道が続いており、秋には一面のイチョウの黄葉が楽しめます。その先には広い小田川の河川敷になっており、デイキャンプを楽しむ人で賑わいます。国道の脇にありながら、気軽に本格的なアウトドアを楽しめる隠れたスポットでもあるのです。
春には小田川の河川敷は一面の桜が咲き花見の名所となります。道の駅内にも菜の花や梅の花が咲き乱れ、美しい春を楽しめる行楽スポットとして楽しめます。
内子町は江戸時代から明治時代にかけて木蝋の生産で栄えた町で、道の駅にほど近い「八日市・護国地区」には伝統的な町並みが残っています。和蝋燭の店やカフェなど、和を感じさせてくれるお店も多く、日本の美を味わえる散策が楽しめます。特に桜の時期には、多くの店や民家の軒先に、その家に代々伝わる雛人形が並び、いたるところに桜が咲き誇ります。まさに日本の美を感じさせてくれる町並み、道の駅からも歩いて10分ほど。ぜひ美味しいものを頂いた腹ごなしに、散策してみてください。
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(2024/9/9更新)
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