瀬戸内海で3番目の島、山口県の周防大島ってこんな所!

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瀬戸内海で3番目の島、山口県の周防大島ってこんな所!

瀬戸内海で3番目の島、山口県の周防大島ってこんな所!

更新日:2015/11/10 18:20

大竹 進のプロフィール写真 大竹 進 元旅行会社勤務、元旅行専門学校講師

瀬戸内海で淡路島、小豆島に次いで三番目に大きな島、周防大島(すおうおおしま)。
正式には屋代島(やしろじま)と言いますが、一般的には周防大島と呼ばれ、町の名前も周防大島町です。
大きさの割にはあまり知られていない島ですが、実は古事記の国生み神話で、イザナミが生んだ島の一つにも挙げられている、とても由緒ある島で、現在も魅力一杯の島!
今回はそんな周防大島についてご紹介致します。

大島大橋と大畠瀬戸

大島大橋と大畠瀬戸

写真:大竹 進

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周防大島へは以前は船でしか行けませんでしたが、島と本州を隔てる大畠瀬戸(おおばたけせと)に、1976年に長さ1020mの大島大橋が架けられ、本州と繋がりました。

写真は周防大島の飯の山(263m)山頂にある展望台からのものですが、眼下に大島大橋と大畠瀬戸の絶景が眺められます。
またこの展望台からは世界遺産・厳島神社のある宮島や、海軍兵学校があった江田島など広島県内の島々も望め、目を島内に転ずれば、瀬戸の島々や四国の山々が一望できる文珠山や、かつての塩田跡などを眺めることができます。

また、本州側の海岸沿いには山陽本線が通っているので、列車と大島大橋を入れた撮影ポイントとして、鉄道ファンには名の知れた場所でもあります。
鉄道ファンならずとも写真好きの方には絶好のアングルがありますから、どうぞ撮影に訪れてみて下さい。

日本三大潮流 大畠瀬戸

日本三大潮流 大畠瀬戸

写真:大竹 進

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大島大橋の下には日本三大潮流の一つに数えられる大畠瀬戸がまるで激流のように流れ、渦潮が次々に生まれては消えて行きます。
大島大橋には歩道も設けられているので、海面上約32mの橋の上から最大流速10ノット(時速18.52km、秒速約5m)もの大畠瀬戸の迫力ある潮の流れが真下に眺められ、見飽きることがありません。

かつては潮流の速さで海の難所であった大畠瀬戸ですが、今は早い潮に揉まれ身の締まった魚が獲れる好漁場として、多くの釣り船が渦潮の中に漕ぎ出し、釣果を競っています。
周防大島はこのような美味しい魚が獲れる場所でもあるので、釣り人にもまた鮮魚大好きなグルメの方々にもお薦めの島です。

ホテル サンシャイン サザンセト

ホテル サンシャイン サザンセト

写真:大竹 進

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周防大島の東寄りにあるホテル サンシャイン サザンセト。
片添ヶ浜に面して建つ南欧風のリゾートホテルです。
瀬戸内海で獲れたての新鮮な魚介類の料理を味わえるのは勿論ですが、このホテルには多くのくつろぎの施設があり、たっぷり命の洗濯ができます。

リゾートホテルでありながら天然の片添ヶ浜温泉があり、大浴場には露天風呂もあって星空を眺めながら体の隅々までリラックス!
客室には露天風呂付きの部屋もありますから、海を眺めながら誰の目も気にせずゆったりのんびりもOKです。
館内には通年利用可能な室内温水プールの他、夏期には屋外プールもオープンしています。

勿論目の前の片添ヶ浜で波と戯れるのも良いですし、マリンジェットやバナナボートなどのマリンアクティビティも楽しめます。
テニスコートがあるのもスポーツ好きには嬉しいですね。
夕食後には砂浜に出て、都会では見られない満天の星空を見上げてみては如何でしょうか?

片添ヶ浜

片添ヶ浜

写真:大竹 進

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片添ヶ浜は環境省が選んだ「快水浴場百選」にも認定された、島一番の海水浴場。
弓なりに反った形状からバナナビーチとも言われますが、透明度抜群の青い海が、白い砂浜と素晴らしいコンビネーションを醸し出しています。
周防大島からは明治時代に多くの島民がハワイへ移民したことから、ハワイのカウアイ島と姉妹島になっており、島内には「日本ハワイ移民資料館」もあります。
そういう歴史を耳にすると、この白い砂浜も何となくカウアイ島の海岸に見えてきませんか?

ビーチに隣接する海浜公園には片添ヶ浜温泉「遊湯ランド」があり、海水浴の後、露天風呂から瀬戸内海を眺めながら、のんびりリラックスも良いですね。
海浜公園には更に、97サイトを持つオートキャンプ場があり、トイレやシャワーは勿論コテージも完備。
テントやキャンプ用具のレンタルもできるので、キャンピングカーでなくても安心して訪れることができます。

陸奥記念館と日本一小さな水族館

陸奥記念館と日本一小さな水族館

写真:大竹 進

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昭和18年6月、周防大島の沖合で謎の爆発を起こし沈没した戦艦陸奥。
1121人もが艦と運命を共にしましたが、戦後艦体の大部分が引き揚げられ、艦内から回収された遺品などが、この記念館に展示されています。
記念館の野外展示コーナーには、引き揚げられたスクリューや副砲、艦首などが展示され、沖合の海に消えた将兵の冥福を祈る場ともなっています。

また陸奥記念館の隣には入口の看板に「日本一小さな水族館」と記載のある「なぎさ水族館」があります。
島の周辺に生息するアワサンゴやクラゲ、イカなど、瀬戸内海で見られる魚類などが展示されています。
そんな館内には逆に「日本最大級」のタッチングプールがあり、ヒトデやナマコを始め、タコやサメまで直に触れることが出来るので子供たちは大喜び。小さいけれど親子でも楽しめる水族館です。

おわりに

これまでお伝えしたように、周防大島は海の幸ばかりでは無く、想像以上に沢山の楽しみを味わえる島です。
ミカン狩りも島の各所でできます。

島出身の有名人としては、日本を代表する作詞家、星野哲郎氏がいます。
ご本人の名前は知らなくても、「男はつらいよ」「函館の女」「三百六十五歩のマーチ」などの作詞家と聞けば、大概の方はその歌詞を口ずさことができるでしょう。
その記念館が島の東部にありますから、演歌がお好きな方は島に訪れた際、是非足を運んでみて下さい。

周防大島は山口県に属する島ですが、本州の柳井からフェリーが出ていて、周防大島の東端に近い伊保田(いほた)を経由し四国の松山(三津浜)と結んでいます。
世界遺産の厳島神社や日本三名橋の一つでもある錦帯橋などにも近く、松山の道後温泉にも船で簡単に行ける島、瀬戸内を巡る旅のルートとしても好適な周防大島へ、あなたも今度行ってみませんか?

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/24−2015/10/25 訪問

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