写真:Ise Shinkurou
地図を見る高台に有るこのエリアは、温泉街というより高級住宅街なので、静かな雰囲気を楽しみたい「大人旅」にはぴったり。こんな所にも温泉が湧き出るなんて、さすがに日本一を誇る別府温泉ですね。本当に驚きです。
宿の外観は「えっ?旅館?」と思う程シンプルな切妻屋根の建物ですが、屋内に一歩入れば吹き抜けの高い天井と太い梁、木材と白壁の美しさには驚かれる事でしょう。
決して広くはないロビーですが、古民家が醸し出すモダンでオシャレな空間に、様々な心尽くしのオブジェが並び、なぜか懐かしい気持ちになる素敵なエントランスですよ。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る玄関入ってすぐにある小さなカウンターバーは、吹き抜けの天井と、古民家の良さをふんだんに取り入れたお洒落でモダンな造りで、これぞ大人旅にお勧めの空間!
木造建物の癒しの空間で楽しむ湯上りの飲み物は、日常の疲れた心を癒しリラックスさせてくれますよ。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る本館から一歩外に出ると、まるで山中の温泉地へ迷い込んだかのような石畳の通路が続きます。特に湯上り後は快い風を受けながら、足もとを照らすランプに導かれ、幻想的なプチ散歩。別府ICに近いとは思えない程の静かさです。
この宿の特徴は、大浴場は無く、全て露天風呂付きの家族風呂になっている事。7棟の露天風呂は石や木を上手く使い趣の違った造りで、時間によって色がブルーに変化する露天風呂を初め、泡風呂・打たせ湯、ザボンや菖蒲などを浮かべた季節の香りを楽しむ湯等、お好みに合わせて楽しめます。湯あたりに気を付けて是非全ての湯に!
写真:Ise Shinkurou
地図を見る七種類の湯の中でも特に温泉ファンの間で人気があるのが「照湯」。照湯は湧出時は無色透明ですが時間とともに変化し白濁、さらには気象条件がそろえば何と濃いブルーに!
メタ珪酸塩の含有が多いので、気候条件がそろえば、写真のようにブルーがかった白色も、さらにブルー色が濃くなることも。これにはびっくりですよね。源泉数日本一と言われる別府の湯の中でも、数箇所しか無い貴重な湯質です。
塩化物・メタ珪酸塩を多く含み保温力が高いので、湯あたりにはお気を付け下さいね。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る本館では朝食・夕食どちらも部屋食。大人旅には本当に嬉しいですよね。別府湾を眺めながらゆっくりと食事を楽しめます。
季節の素材と地元産にこだわった料理は、東京銀座で修行したオーナー自らが腕を振るう創作会席。さらに女将の女性ならではの真心がこもったメニューが加わります。
さらに驚くことには、その日の献立は朝の仕入れた食材で決められるとの事。だから季節ならではの味を愉しめるのですね。
別府の旅では外せない一品、豊後水道の荒波で育つ「関あじ・関さば」!身がキュッと締まり、お口に入れるとトロッとした味わいで一度食べたら忘れられないお味ですよ。
また特にお薦めしたいのが個性豊かな器!まずは器で食べると言われる和食を五感で満喫でき、陶芸好きにはたまりません。
地元の食材としては豊後ふぐ・豊後牛等も味わえます。
「慈菜湯宿 粋房おぐら」は家族風呂の数が多く客室数が少ないので、入浴したい時にどれかの浴室は利用できます。待つストレス無しで、しかも24時間利用出来ますので、様々な湯を満喫して下さいね。また2棟限定ですが、専用風呂付きの離れ客室もあります。こちらも「大人の隠れ家」を持つ古民家風の建物です。
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(2024/9/18更新)
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