さいたま市・埼玉県立近代美術館を無料で楽しむ5つのアート

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さいたま市・埼玉県立近代美術館を無料で楽しむ5つのアート

さいたま市・埼玉県立近代美術館を無料で楽しむ5つのアート

更新日:2016/01/21 18:29

Naoyuki 金井のプロフィール写真 Naoyuki 金井 武蔵国ナビゲーター、歴史探索ブロガー

常にアカデミックなスポットとして候補に挙げられるのが美術館。
そんな全国の美術館にあって、タダで楽しめる美術館と云うのは、それほど多くありません。
さいたま市にある『埼玉県立近代美術館』は、常設展や企画展を見学するには入館料が必要ですが、ここには無料で楽しめるとっておきの方法があるのです。
是非、埼玉県の誇るアートをお得に楽しんでみてください。

野外がアート

野外がアート

写真:Naoyuki 金井

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JR京浜東北線北浦和駅西口から徒歩2〜3分の至近距離に位置しているのが『県立北浦和公園』。一歩公園内に入ると“エミリオ・グレコの女性像”が出迎え、気分は非日常空間へと切り替わります。

公園内には、埼玉県立近代美術館を始めとして疎林広場や児童広場などファミリーで楽しめる施設がありますが、必見は“彫刻広場”です。
ここには先の女性像を始めとして、20数点の国内外の作家の様々な素材のアート作品が展示されています。
写真は、サトル・タカダ氏の《子午線》で、大げさなマシーンに見えるのですが、コンパスのように単純に大地に弧を描くためというユーモアたっぷりのアートです。

建物がアート

建物がアート

写真:Naoyuki 金井

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1982年、県立として初の美術館である『埼玉県立近代美術館』の見所の一つは美術館の建物です。
設計は、国立新美術館を始めとして多くの美術館の設計を手掛けた建築家黒川紀章氏で、この美術館はそれらの内で比較的初期のデザインになります。

グリッドを基調とした入口の柱梁と、それに相反する外壁の曲線ガラス張りは、後期の国立新美術館の原点であるかのような非常に面白い造形です。
更に興味深いのが、右側のグリッドに鋭角的に突き刺さる柱です。これは『ドッキング』と呼ばれる田中米吉氏のアート作品で、世界の黒川氏に挑戦するかのような緊張感とユーモアがあふれ出ています。

館内の美術館ショップを覗いたあとは、『ドッキング』を中から見たり、吹き抜けのアートを楽しみましょう。
そして館内のコインロッカーにあるアートもお見逃し無いように。

老人がアート

老人がアート

写真:Naoyuki 金井

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美術館の裏手に広がる公園が『浦和北公園』で、見た目は県立北浦和公園と隣り合って一つの公園のようになっていますが、こちらはさいたま市の運営と云う実にややこしい名称の公園です。通称は“浦和老人公園”というこれまた意味深な愛称です。

この浦和北公園と北浦和公園は、元々旧制浦和高校(現・埼玉大学)の跡地だったところで、こちらには高校に関する史跡や記念碑などがあります。
大正10年に創設された高校の“旧制浦和高等学校正門”や、当時の学生気質を表すバンカラファッションの《道標》の彫刻、そして勉強の木と云われるさいたま市指定天然記念物“カイノキ”などは必見です。

更に茶室を備えた浦和伝統文化館恭慶館や談話室の楷楓亭等があり、公園の中心にある池泉回遊式日本庭園で四季折々趣ある佇まいで癒されることでしょう。

椅子がアート

椅子がアート

写真:Naoyuki 金井

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疲れたら美術館内に戻って休憩でもしましょう。
休憩するにもここは有意義に過ごさなくてはなりません。そこでおすすめなのが、『今日座れる椅子』と題された凝ったデザインのデザイナーズチェアーで、実際に座れることができるのです。

地下から3階までの展示室以外のロビーや通路そして屋外に40数点のチェアーがあります。
写真は3階ロビーにある一例です。左から《ロッキング・チェア(トーネット社)》《ロッキング・チェア(ウルリッヒ・ペーメ)》《マリリン(スタジオ65)》《プルム(オリビエ・ムルグ》です。
ロビーの受付で椅子の種類の資料がいただけますので、すべての椅子の座り心地を試してみてはいかがですか。
なお、企画展の展示替えなどの時には一部座れないものもありますが、お気に入りの椅子を探してみてください。

噴水がアート

噴水がアート

写真:Naoyuki 金井

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最後は、北浦和公園に戻って『噴水池』に行きましょう。
この噴水池は“音楽噴水”として、決まった時間に音楽と共に噴水が湧き上がります。時間はAM10:00から2時間おきのPM20:00(冬季はPM18:00)まで約10分程度の噴水ショーです。

季節や時間により曲が変わりますが、日中はクラシック、陽が落ちるとジャズの演奏となります。
特におすすめは当然陽が落ちてからで、ライトアップと共に噴水を楽しむことができます。七色のミラーボウルのような光彩と《Moanin》《Take Five》といったジャズの名曲の音楽噴水で気分も最高でしょう。
噴水池のベンチでアート三昧の締めくくりとしましょう。

最後に。。。

埼玉県立近代美術館での無料の美術館巡りはいかがですか。
勿論、有料ですが常設展や企画展は充実しています。モネ。シャガール、ピカソなどの海外の巨匠から日本の現代作家などコレクションも秀逸です。
企画展は内容等によって違いますが、常設展だけなら観覧料も200円という県立ならではの設定ですので、気に入ったなら立ち寄ってみてください。また、併設してレストランもあるので利用してみてはいかがでしょう。
旅の疲れをいやすのにもよいかもしれません。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/11/07 訪問

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