写真:ふるかわ かずみ
地図を見る万座温泉自体、あまり宿泊施設は多くありません。また、街を観光したり散策するといった造りでもないので、宿泊施設内でゆっくり過ごすスタイルが多いのが特徴。しかし、ここは温泉地!せっかくなら温泉巡りをしてみませんか?そんなときおススメなのが「湯巡り手形」。観光協会はじめ、手形の加盟ホテルや旅館で販売されています。日帰り向けと宿泊向けがありますが、断然宿泊用がお得でオススメ!
1枚大人1200円で各施設3箇所まで無料で入れます。大型施設だと日帰りで1回1200円のところが多いので、1回入ればもとがとれます。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る「湯の花旅館」は万座温泉の中心地から離れた場所にあります。昔から湯治場として知られていて、この風情ある外観からも温泉への期待が高まります。ロビーには囲炉裏の座敷があり、こちらも江戸時代にでもタイムスリップしたよう。
もちろん宿泊もできますが、持ち込みで自炊もできるようです。
そしてこちらの特徴は日本で唯一ここでしか入れないという温泉です。
では早速その温泉を紹介しましょう!
写真:ふるかわ かずみ
地図を見るこちらの湯の花旅館では、湯船のそばに「さるのこしかけ」があるのが名物となっています。「さるのこしかけ」とは、きのこの一種で、いろいろ種類もあるようですが、ここにあるのは霊芝(れいし)と呼ばれるもので、木枠の中にいっぱいに収められています。熱い源泉を、さるのこしかけ(霊芝)と絡めて冷ましたものが湯船に注がれており、湯の花旅館ならではのオリジナルな泉質になってるともいえるでしょう。
匂いなどは特にありませんが、一説には抗癌作用もあるといわれ、見た目にも癒される乳白色の湯に魅せられ、湯治として足を運ぶ人も多いようです。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る豊国館は温泉街でも下った位置にあるお宿です。通常の宿泊はもちろん、自炊もOKなので好みにあわせた宿泊が可能。年月をほどこしたと思われる飴色をした木造の外観やロビーも、どこかノスタルジックで落ち着く雰囲気です。
肝心の浴室ですが、男女とも内湯と露天が各1つずつあります。ここも源泉かけ流しでお湯も熱めなので、ホースから水を入れて温度を調整して入ります。
広い露天風呂からは冬は真っ白なゲレンデ、夏は緑茂る山々など、その時期ならではの四季を楽しめるでしょう。
写真:ふるかわ かずみ
地図を見る万座プリンスホテルは万座温泉の中でも断トツの客室数を誇る大型ホテル。ロビーの対応もスマートでさすがホテルならではのホスピタリティを感じさせます。
万座プリンスホテルではなんといっても人気なのが、開放的な露天風呂。中でも「こまくさの湯」という男女混浴の露天からの眺めは、標高はもちろん180度開けた開放的な景色が楽しめます。
なかなか混浴に慣れてないと最初は勇気がいりますが、男女入口も違いますし、タオルや湯浴み着で入れますので、ぜひチャレンジしてみては。(※バスタオルレンタル/日帰り300円・プリンスホテル宿泊者は100円)
万座温泉の魅力の1つは標高1800mというロケーション。せっかくならそれぞれの露天を満喫してみるのもおススメです。今回ご紹介した湯巡り手形ですが、3回までは無料ですが4回目以降は500円なので、3回と言わずせっかくならお得に巡ってみるのも楽しいですよ。ただし、万座のお湯は成分も濃厚なので湯あたりにはご注意を!
※注)手形の有効期限は購入年内
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(2023/11/30更新)
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