写真:bow
地図を見る総面積の82%が森林という岐阜県は、御嶽山、乗鞍岳、奥穂高岳など標高3000m級の山々が連なる、日本を代表する「山の県」です。その岐阜県の山深い小さな集落が今、とある「池」で賑わいをみせています。
その池は関市の根道神社という小さな神社にある名もなき池で、SNSなどを中心に爆発的に話題になりました!そして、その池の風景がモネの名画「睡蓮」のシリーズに似ているということから通称「モネの池」と呼ばれるようになり、多くの人がその美しい池をひとめ見ようと連日訪れています。
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地図を見る池の底まで丸見えの驚くべき透明度を誇る通称「モネの池」は思わず息を飲むほどの美しさ!池に泳ぐ鯉もまるで浮いているかのような錯覚を覚えます。
小さな池ですが、連日その池を取り囲むように見物客が鈴なりになるほどの人気を誇る「モネの池」は確かにモネの睡蓮のような情景を醸し出しています。
カメラ愛好家の中では幻の池とも言われた「モネの池」。それにしてもこの「モネの池」の美しさ、透明度は一体どこからきているのか?そう不思議に思う方も多いことでしょう。
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地図を見る「モネの池」がある岐阜県関市板取地区は東海北陸自動車道・美濃ICから車で約45分、岐阜県を流れる日本三大清流の一つ、長良川の支流である板取川沿いに上流へと遡った場所にある集落です。
そう、そもそもが清流で名高い板取川。その清流を育む美しい森の存在こそが「モネの池」の美しさの秘密でもあるのです。「モネの池」からすぐ近くを流れる板取川に目をやれば、その美しさにきっと驚くことでしょう。
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地図を見るちょうど「モネの池」から目と鼻の先にある「板取21世紀の森公園」には、全国的にも珍しい巨大な「株杉」の群生があり、屋久島の屋久杉を彷彿とさせるようなミステリアスな光景が広がるスポットですのでこちらもおすすめ!
そうした豊かな植生によって育まれた板取川の透明度、渓谷美は見事の一言に尽きます。また、「モネの池」のような伏流水の湧き出る箇所はあちこちにあるようで、その美しい水が清らかな流れを生んでいるのです。
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地図を見る清流・板取川をさらに上流へと向かえば渓谷美や紅葉の名所として知られる「川浦渓谷(かおれけいこく)」や、名湯下呂温泉と同等の泉質を持つとされる板取川温泉、更にはオートキャンプ場などレジャースポットが点在しています。
とにかく「モネの池」の美しさにも感動しますが、板取川の流れにもきっと心を奪われること間違いなし!ぜひもう一歩、二歩踏み込んでみてください。
住所:関市板取441
電話番号:0581-57-2111 (板取事務所)
アクセス:東海北陸自動車道「美濃IC」下車約40分
2018年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/5更新)
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