写真:沢木 慎太郎
地図を見るブンダウというのは、米の細麺である「ブン」と、豆腐「ダウ」のこと。そうして、絶品のブンダウが食べられる店が「ブンダウ55」。
こちらがそのお店ですが、細い道が入り組んだ旧市内の中でも、さらに細い路地裏にあり、見つけるのが少したいへん。しかし、店先では大きな鍋に油を入れて豆腐を揚げているので、これが目印。店の中ではなく、路上で料理を作っているのは、ベトナムではごく普通に見られる風景です。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るさて、店に入り、「ブンダウ」と言って注文すると、まずテーブルに運ばれてくるのがこれらの料理。左にある白いものが、一口サイズに切られた米の細麺「ブン」。右にあるスープのようなものが、ベトナムの魚醤油(ニョクマム)です。
さらに奥に見えるのがライムやトウガラシ、ニンニク、パクチーといったスパイス。これらをお好みで、魚醤油に入れ、ブンやダウをつけて味わいます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る続いて、テーブルに運ばれてくるのが豆腐(ダウ)。右側のガラスのお皿に乗っているのがダウです。木綿豆腐のような舌触りで、とてもおいしい。
そして、手前の青い小皿に乗っているのが、チャーコムと呼ばれる料理で、これはベトナムのさつま揚げ。油でさらっと揚げた軽い食感と、ほんのり甘みを含んだ魚のすり身が絶品!
写真:沢木 慎太郎
地図を見る料理がぜんぶそろったところで、さっそくいただきましょう。ベトナムの魚醤油に、一口サイズのブンや豆腐、さつま揚げを入れ、つけ麺のようにして食べます。
ベトナムの魚醤油であるニョクマムは、アンチョビなどを使ったダシで、タイのナンプラーのようなもの。
魚醤油にスパイスとしてライムやトウガラシ、ニンニクを入れるのが一般的ですが、筆者は砂糖を入れて味を調整。魚の香りと相まって、甘い風味が口の中に広がって、とてもおいしい。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るさきほどの料理に、パクチーを入れれば、見た目も味もアジアン風。パクチーはタイやベトナム、インドなどの料理によく使われる香草です。
中国では「香菜」(シェンツァイ)、英語では「コリアンダー」などと呼ばれていますが、独自な香りを持っているため、好き嫌いがはっきり分かれるスパイス。
消化を助け、食中毒や二日酔いの予防に効果があるといわれていますが、たくさん食べすぎるとお腹を壊すこともあるので注意しましょう。
以上、いかがだったでしょうか?
ブンダウは、ベトナム料理でも、かなりヘルシーで味わい深く、ハノイに観光で来られたらぜひ味わっていただきたい一品。豆腐料理が好きな方にぜひおススメします。
ちなみに、ブンが一口サイズで切られているのは、ベトナム醤油に麺がよく絡むため。ベトナムのつけ麺で、ハノイのグルメをぜひ楽しんでください。
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(2024/3/19更新)
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