チズムル島は、1時間もあれば島の端から端まで歩いていける小さな島。散策してもすぐに終わります。島を歩いてみると、民家や畑がポツポツと並ぶくらい。宿泊施設は1軒のみで、スーパーという名の売店が数軒ある程度です。道路も舗装されておらず、車も走っていません。
だからこそ、まったりのんびりとし、時間の流れが周囲から切り離されたような場所です。
島の主な産業は漁業。朝夕には漁に出ますが、それでもさほど忙しくはないのでしょう。道を歩くと、木陰でゆっくりと過ごす大人、子供に出会います。人口もさほど多くない島、すれ違うとみんな挨拶します。彼らに話に行くと、暖かく迎え入れてくれます。
現地語のみではコミュニケーションも取りづらいですが、島民のみなさんは英語も話せます。こちらの英語がたどたどしくても大丈夫。時間をかけてゆっくり話を聞いてくれます。
子供はみなとても純粋。そしてカメラ好き。10分も歩けば、「フォト!フォト!」と写真を撮るようにせがまれます。でも、撮った写真を欲しがるわけではないので、安心してください。撮った写真をデジカメの液晶画面で見せれば満足します。
周りを囲む湖は、水も透き通っていて綺麗。島唯一の宿泊施設であるWakwenda Retreatは湖に隣接していて、そこから泳ぎにでることもできるように作られています。
ここまで書いておきましたが、マラウイ湖は泳げない湖。というのも、住血吸虫がいるからです。住血吸虫は皮膚も貫通して感染します。ヨーロッパからの観光客は泳いでいるのですが、彼らを見て自分も泳ぐかは自己責任です。決して、オススメはしません。
あと島の自然で外せないのが、バオバブの木。バオバブというとマダガスカルが有名ですが、チズムル島にもたくさんのバオバブの木があります。
いかがでしょうか。アクセスも良くなく行くこと自体が大変です。
しかし、テレビもなくインターネットもつながらない環境、そして暖かい人ばかりのチズムル島は、忙しい日本から離れて癒されたい人にはうってつけです。
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