シエナ色に恋しちゃう!イタリア世界遺産「シエナ歴史地区」

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シエナ色に恋しちゃう!イタリア世界遺産「シエナ歴史地区」

シエナ色に恋しちゃう!イタリア世界遺産「シエナ歴史地区」

更新日:2015/11/14 19:17

滝川 リョウのプロフィール写真 滝川 リョウ

イタリア中部、トスカーナ州の古都「シエナ」。迷路のように入り組んだ歴史地区を染めるのは独特のレンガ色。赤でも茶でもない淡い赤褐色は、建築物や絵画、装飾品など街のあらゆるものを彩り魅惑的な世界を造り出しています。路地を歩き、数々の美術品と接しているうちに、知らず知らず「シエナ色」に恋してしまった!という旅人も多いとか。そんなシエナの魅力ある観光スポットをご紹介します!

「シエナ歴史地区(世界遺産)」の街並みをマンジャの塔から眺めよう!

「シエナ歴史地区(世界遺産)」の街並みをマンジャの塔から眺めよう!

写真:滝川 リョウ

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シエナに着いたら、まずは訪れたい「マンジャの塔」。高さ102メートルの塔へは階段でのぼることができます。街の中心に位置しており、眼下には世界遺産に登録されている歴史地区が広がります。どこまでもどこまでも続く淡い赤褐色の街並み。

「シエナ歴史地区(世界遺産)」の街並みは一面シエナ色!

「シエナ歴史地区(世界遺産)」の街並みは一面シエナ色!

写真:滝川 リョウ

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旅人はここで「シエナ色」と出会うのです!

シエナ地方の土を顔料として使っていたことに由来し、今でも「シエナ色(Sienna)」と呼ばれる色があります。マンジャの塔から眺める景色はまさに一面シエナ色。街の名前が色の名前になっているってなんだかロマンチックですよね。

荷物は塔の入口に設置されている無料ロッカーに預けることができます。身軽にのぼりたい方は利用してみてくださいね。

「市立美術館」で「荘厳の聖母(マエスタ)」をのんびり鑑賞しよう!

「市立美術館」で「荘厳の聖母(マエスタ)」をのんびり鑑賞しよう!

写真:滝川 リョウ

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つづいては塔のお隣、市庁舎2階「市立美術館」。壁や床、展示物の色使いにシエナ色を発見できます。と同時に、見どころは壁画「荘厳の聖母(マエスタ)」。シエナ派を代表する画家シモーネ・マルティーニが14世紀、聖母マリアを題材に描いた繊細かつダイナミックな作品です。

解説本から引用して詳しくご紹介したいところですが、ウンチクなんかどうでもいいなと思えるほど、派手過ぎず地味過ぎず空間と調和しており、シエナ色、そしてシエナ派と呼ばれる芸術ってこんな感じなんだという気分を存分に味あわせてくれます。

壁画ですので、ここでしか実物を見ることができない!ということで、ベンチに腰かけてぼーっと鑑賞してみるのも贅沢なひと時です。

穴場スポット「国立古文書館」でレアな展示物を楽しもう!

穴場スポット「国立古文書館」でレアな展示物を楽しもう!

写真:滝川 リョウ

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マンジャの塔から徒歩3分の場所にある「国立古文書館」。実はこちら、観光客があまり訪れないおすすめの穴場スポット。扉を開けた瞬間、何とも言えない美しい色合いの部屋に驚くはず!

天井高く並ぶ古文書。歴史的価値もさながら、背表紙のインテリアとしての調和がこの上ない、といった感じです。そして、その色もシエナ色。シエナ色には淡い赤褐色の“バーントシェンナ”と黄色味を帯びた“ローシェンナ”の二種類があるのですが、こちらで目にするのは後者。

古いもので8世紀に作成された文書が保管されています。また、政府の帳簿カバーとして制作されたという珍しい板絵「Biccherne senesi」が展示してあるなど他では見ることのできないレアなものも。

見学の途中でもし疑問に思ったことがあれば、案内の方に尋ねてみてください。「ナンナンダ。コノメイワクナ、トーヨージンハ!」なんて表情は一切見せず、身振り手振り簡単な英語を交えて快く解説してくれますよ。

本物は「ドゥーモ(大聖堂)付属美術館」に!

本物は「ドゥーモ(大聖堂)付属美術館」に!

写真:滝川 リョウ

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さて、イタリアのとある街を訪れて、その街の大聖堂(主要な教会)に行かないのは、日本に来て寿司を食べないのと同じくらい奇特なことなのですが(例えが悪いかな、笑)、シエナでも観光客が必ず訪れる「ドゥーモ(大聖堂)」。ルネサンス、バロック美術の宝庫と賞されています。

そんなドゥーモ(大聖堂)の祭壇上を飾るバラ窓は、イタリアで最も古いステンドグラスのひとつ。ドゥッチョというシエナ派の著名な画家が下絵を描いたと言われています。ただし、ドゥーモにあるのはレプリカで、本物は付属美術館に。

「ドゥーモ(大聖堂)付属美術館」の入口正面に、人の目線の高さでバラ窓がドーンと展示されています。描かれているのは聖母マリアの伝説。13世紀に制作されたものですが、独特の色彩を放っています。意外と見学者が少なかったりしますので、気の向くままに鑑賞してみてくださいね!

最後に

上記ではご紹介できませんでしたが「国立絵画館」もおすすめです。シエナ派の絵画を夢に見るほどたっぷり堪能できます。

シエナでは目の前に現れる景色を音楽を聞き流すように眺めてみると、街を去ったあとになってきっと、不思議な余韻が残っていることに気付くはず。それが「恋」かもしれません。

行き方やお得な共通券などの情報は下記のmemoをご覧いただければ幸いです。ご参考まで!
※「国立古文書館」への入場は午前中の9:30、10:30、11:30に限定されています。ご注意を。

掲載内容は執筆時点のものです。

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