『マイ・フェア・レディ』の舞台・ロンドン「セント・ポール教会」

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『マイ・フェア・レディ』の舞台・ロンドン「セント・ポール教会」

『マイ・フェア・レディ』の舞台・ロンドン「セント・ポール教会」

更新日:2018/07/19 15:09

道明寺 彩希のプロフィール写真 道明寺 彩希 穴場発見さまよいライター、地元のグルメ伝道師

ロンドンで人気の観光地「コヴェントガーデン」の一角に佇む「セント・ポール教会」。こちらの教会、歴史的に演劇との関わりが深く「アクターズ・チャーチ」の愛称で知られています。
そして、『マイ・フェア・レディ』の舞台になっていたり、『風と共に去りぬ』の主演女優「ヴィヴィアン・リー」ゆかりの教会。コヴェント・ガーデンを訪れるのであれば忘れずに訪れたい、この教会の見どころをご紹介します。

大道芸人が芸を披露するコヴェント・ガーデンの一角にある教会

大道芸人が芸を披露するコヴェント・ガーデンの一角にある教会

写真:道明寺 彩希

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ロンドンの観光地の中でも人気のある「コヴェント・ガーデン(Covent Garden)」。ここにはもともと修道院がありましたが、宗教改革の時に解体されました。その後、1931年に当時の土地の所有者「第四代ベッドフォード伯爵フランシス・ラッセル(Francis Russell, 4th Earl of Bedford)」が、建築家イニゴ・ジョーンズ(Inigo Jones)」に依頼して建てたのが「セント・ポール教会(St. Paul’s Church)」です。

別名「アクターズ・チャーチ(Actor’s Church)」とも呼ばれ、英国を代表する俳優をはじめ、シアター関係者がよく詣り、歴代の脚本家、監督や俳優といった方々が眠っています(墓がある)。日本で言うところの、天河神社的な感じですね。

実はこちらの教会で、ミュージカル映画『マイ・フェア・レディ』のオードリー・ヘップバーン扮するイライザとヒンギス教授が出会うシーンが撮影されました。場所は、写真の手前から数えて2本目の柱です。

「ヴィヴィアン・リー」や「チャップリン」のメモリープレートがある

「ヴィヴィアン・リー」や「チャップリン」のメモリープレートがある

写真:道明寺 彩希

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映画『風と共に去りぬ』で主演女優賞を獲得した絶世の美女、「ヴィヴィアン・リー(Vivien Leigh)」。彼女の遺体はゴーダーズグリーンの火葬場で喪にふされ、ロンドンのトラファルガー広場に面して建つ「セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ教会 (St Martin in the Fields)で追悼式が行われ、遺灰は本人の希望で、イングランド南東部(イースト・サセックス)のブラックボーイズ近くにあるティッカレジ・ミル湖に撒かれました。英国を代表する大女優が散骨を希望したため、彼女のお墓は存在せず、そんな彼女が生きた証として、この教会内部に墓標が作られました。

また、スイスで亡くなってしまった英国出身の映画俳優、映画監督、コメディアン、脚本家、映画プロデューサー、作曲家である、悲しき喜劇王の「チャールズ・チャップリン(Charlie Chaplin)」についても同じように、メモリアル・プレートがこの教会内に作られています。

質素だけれど、温かみのある教会内

質素だけれど、温かみのある教会内

写真:道明寺 彩希

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この教会の規模は小さく、作りも質素ですが、訪れる人を包み込んでくれるような温かみのある教会です。

ここで洗礼を受けた代表的な人物は、実家が近くにあった、画家の「ウィリアム・ターナー (William Turner)」。波、水しぶき、吹雪といった自然の巨大なエネルギーを描くことに長けていた印象派の画家である彼の作品は、現在でもロンドンのナショナルギャラリーやテート・ギャラリーで見ることができます。また、「シェイクスピア劇を演じさせたら最大の女優」と称された「エレン・テリー(Ellen Terry)」の遺灰がこの教会に納められています。

ゆっくり休憩することも可能

ゆっくり休憩することも可能

写真:道明寺 彩希

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「コヴェント・ガーデン」の喧騒に疲れたら、教会正面部分にある庭のベンチでゆっくり休憩することも可能です。ここにはたくさんベンチが置いてあり、地元の人がランチを食べに来たりしています。

犬、アルコール、音楽、販売、それに鳩に餌をやることは禁じられていますが、それ以外のことは可能。「コヴェント・ガーデン」側出入り口の地下には、自由に出入りできるトイレも完備されています。

ベンチに座り、あたりを見回してみると目に入る街灯。実はこちら、現在でも電気ではなくガスによって明かりを灯している「ガス灯」なんです。昔ながらの姿を大切にしているロンドンの情景を、ご堪能ください。

とっても穏やかなマスコット

とっても穏やかなマスコット

写真:道明寺 彩希

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この教会には神様以外にも大切な守り神がいて、そちらが写真の猫ちゃんです。性格はとってもおとなしく、誰に触られても穏やかな表情を崩しません。

少し悩んでいるときも、ふわふわな毛並みのこの猫ちゃんを撫でながら気持ちを静めると、とても心が癒されます。この教会のマスコット的存在で、いつ訪れてもどこかで静かに佇んでいます。

まとめとして

どういった教会なのかを知らなければ、あえて立ち入ることがないかもしれない!そんな「セント・ポール教会」。演劇関係の観点から見て重要な教会で、少しは関心を持っていただけたのではないでしょうか?

アクセスの方法は、地下鉄コヴェントガーデン(Covent Garden)駅から徒歩3分です。週末など、たまにこちらの駅が封鎖されることがありますが、一つ隣の駅を利用すれば、いずれの駅からも徒歩約10分の距離。移動は苦になりません。そういった場合は地上に上がると周辺マップが必ずあるので、そちらで場所をご確認ください。また、教会への入場は無料。日によって公開時間が多少異なりますので、詳細は下記のMemoのホームページをご参照ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/11/06 訪問

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