写真:沢木 慎太郎
地図を見る空をつかむ手!まるで妖怪人間のようなグロテスクな光景に眉をしかめる方もいらっしゃるかもしれませんが、苦手な方はゴメンなさい!ベトナムではこれはちゃんとした料理です。「文化の違い」ということでご了承を。
写真は、「ガーディボー」という料理。ガーというのは鶏のこと。つまり、鳥料理。妖怪人間の手のように見えるのは、鶏の足です。
ベトナム人の大好物のひとつで、コラーゲンがたっぷり。特に美容を気にする女性に人気のある料理なのです。店によって味付けは変わりますが、あっさりとしたヘルシーな味わい。美容と健康のためにもいかが?
写真:沢木 慎太郎
地図を見る続いては、とってもヘルシーでおいしいサラダを。「ノームスワン」という料理で、生春巻きの一種です。ダイコンやニンジン、パクチー、魚(イカ)などを細かく刻んで混ぜ、ピーナッツなどを加えたもの。
そのまま食べても、生春巻き風に食べてもおいしい。ごまだれにつけると、さらに風味が増し、甘くまろやかな味わい。あっさりとしたおいしさがたまらない!
写真:沢木 慎太郎
地図を見る続いての珍味は、「ゾーファー」と呼ばれる料理。豚足や鳥の軟骨などを混ぜた巨大なソーセージのようなもの。ゼラチン(コラーゲンを加熱するとできるタンパク質のこと)をたっぷり含み、これも肌と美容にとてもいい!
味は豚足の燻製といった感じで、こりこりとした軟骨の食感がおもしろく、これをチャーシュー代わりにフォーに入れるとたまらなくおいしいですよ。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るさて、ここでデザートを。こちらは「チューオイ」と呼ばれる食べ物。パンを揚げたものなのですが、これもたまらなくおいしい!アップルパイのような甘みがあり、おやつ代わりに食べるのにおススメです。
中身は何かというと、バナナ!しかし、とてもバナナとは思えない、甘くまろやかな味。バナナを甘く煮込んでいるだけなのですが、口の中にアップルパイのようなとろみ、甘みが広がるような味わいがあり、なんとも不思議な味と香りがします。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る最後のご紹介は、「ベンロイ」という食べ物。これも、おやつ代わりとなるもので、パンのように見えますが、どちらかというと和菓子に近いです。
表面をくるむ白いものはモチモチとした食感があり、日本のチマキに似た味わい。真ん中の黄色いものは、あまり甘くないあんこといった感じで、“お供え菓子”といった上品な味わいがあります。
以上、いかがだったでしょうか?
ベトナムでは、同じ料理でも、それぞれの店や各家庭によって独自の味付けがあります。
ご紹介した料理は、ハノイの旧市街(ドンスアン市場の周辺)にあるものです。料理名は、それぞれのお店や地域によっては呼び名や内容が微妙に違うこともあるので、これが「正しい」というものはありません。
ここにご紹介した料理は、ほんの一部。ベトナムには日本人が知らない料理がまだまだたくさん!自由気ままなベトナムの旅の中、庶民の市場をめぐり、あなただけの食べ歩きを発見してみてはいかが?
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(2024/11/9更新)
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