京都・下鴨神社「糺の森」の紅葉はまるでヨーロッパの公園!

京都・下鴨神社「糺の森」の紅葉はまるでヨーロッパの公園!

更新日:2017/10/24 10:10

浮き草 ゆきんこのプロフィール写真 浮き草 ゆきんこ トラベルライター、プチプラ旅専門家、LCC弾丸トラベラー
世界遺産・下鴨神社の境内に広がる糺の森は、広大な敷地に約40種類、樹齢200年以上の樹木が約600本、直径10cm以上の樹木は約4700本も群生している緑豊かな森です。
紅葉時は、ノスタルジックな雰囲気が漂い、まるで異国の公園にいるかのような錯覚を感じます。
この糺の森は、京都で一番遅くまで紅葉が楽しめるスポットで、12月まで紅葉を楽しむ観光客で賑わっています。

広大な面積を誇る糺の森

広大な面積を誇る糺の森

写真:浮き草 ゆきんこ

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京阪電車の出町柳駅から徒歩約10分、世界遺産・下鴨神社の境内に広がる糺の森が見えてきます。

東京ドーム3個分の敷地面積を誇る糺の森は、応仁の乱の戦火で失った森もあるものの、今なお原野の姿をとどめ、私たちに癒しの空間を与えてくれています。

広大な面積を誇る糺の森

写真:浮き草 ゆきんこ

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夏は美しい新緑が頭上を覆い、暑い京都にありながら涼しい風を感じることができ、秋の紅葉の時期は、ケヤキなどの木々が色づき、荘厳な雰囲気を醸し出します。

落ち葉が敷き詰められた広い道を歩いていると、京都というより、まるでヨーロッパの公園にでもいるかのような錯覚に陥ります。

糺の森のへそで小休止

糺の森のへそで小休止

写真:浮き草 ゆきんこ

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糺の森には、瀬見の小川と泉川という二つの小川が流れています。清らかな川沿いも木々が色づき、新緑のころとはまったく違う表情を見せてくれます。

森のちょうど中間地点にある切芝には、古代の祭祀遺構を復元した場所も。このあたりには、木のベンチも点在しているので小川のせせらぎを聞きながら紅葉を楽しんでみてください。

黄金色に輝く美麗の神様 河合神社

黄金色に輝く美麗の神様 河合神社

写真:浮き草 ゆきんこ

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糺の森の入口にある河合神社のご祭神は、日本第一美麗神・玉依姫命(たまよりひめのみこと)。玉依姫命は、女性が美しくなりたいという願望、さらには、安産・育児・縁結びなど、女性ならではの願いを叶えてくれる神様なんです。

そんな美の神様がいる河合神社の紅葉は、期待を裏切らない美しさ。黄色く色づいたイチョウがあたり一面を覆い、まばゆいばかり。写真の場所は、正面入り口入って右側にある建物の裏側にあるのでお見逃しなく!

また、河合神社手前にある紅葉橋周辺も名前のとおり、紅葉が美しく色づいていますよ。

黄金色に輝く美麗の神様 河合神社

写真:浮き草 ゆきんこ

美しい紅葉を見て、心も美しくなったところで、次は自分への美麗祈願!河合神社にはちょっと変わった絵馬があります。

鏡絵馬は、自分の顔に見立てて、化粧品などで化粧をし、美しい顔を描くことで美麗祈願をすることができます。化粧品を持っていなくても大丈夫!色鉛筆や口紅などが用意されています。

まめ豆茶でほっと一息

まめ豆茶でほっと一息

写真:浮き草 ゆきんこ

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12月の京都は、もうすでに冬の装い。歩いているだけでは体が冷えてきますので、境内にある茶店「さるや」でほっと一息ついてはいかがでしょう。

茶店名物のまめ豆茶は、かつて神社社領があった丹波地方の黒豆のみを使用した素朴な味わいのお茶。黒豆には、健康や美容に役立つ成分があり、昔からまめまめしくいつまでも元気にという願いとともに食されてきました。

12月の師走時、今年一年の無事、来年の健康を祈りながら飲んでみては?

糺の森はフォトジェニックスポット満載!

糺の森はフォトジェニックスポット満載!

写真:浮き草 ゆきんこ

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糺の森の少し奥地に入ると、思わずシャッターを切りたくなるような美しい風景にたくさん出会います。

お気に入りのスポットを見つけて、ゆっくり紅葉観賞をしてくださいね。

京都の紅葉は11月中旬から始まり、市内の寺社は11月下旬が見ごろ。糺の森は12月上旬にピークを迎え、しばらく紅葉を楽しむことができます。
京都市内にありながら、他の寺社より紅葉が遅い理由は、クスノキがモミジを覆ってしまっているからだとか。

京都の紅葉に来たのに見ごろが過ぎてしまった!という人はあきらめずに糺の森へ!

京都・下鴨神社「糺の森」の紅葉情報

住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
電話番号:075-781-0010
開閉門時間:6:30〜17:00
アクセス:京阪電鉄 出町柳駅から徒歩10分

河合神社
基本情報は上記同じ
鏡絵馬:800円

掲載内容は執筆時点のものです。

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