世界遺産のアヌラーダプラから車で約30分、スリランカのパワースポット「ミヒンタレー」に到着します。遺跡へ向かう長い階段がとてもスリランカしくて旅人の心を鷲づかみにされます。
スリランカ独特の強い日差しを守るように、両脇にプルメリアの木々が並び木陰をつくっています。プルメリアの木に群がるサルの親子がとてもかわいい。ブルメリアの木にはブッダフラワーという約5cmのかわいらしい白い花が咲きます。階段脇で毛づくろいしているサルの親子や花を見ながらゆっくり階段を登っていきます。
紀元前247年6月の満月の日、ここミヒンタレーのインビテーションロックでスリランカに初めて仏教が伝えられたと言われています。
今でも多くのスリランカ人が参拝に訪れます。特に仏教が伝えられた6〜7月の満月の日はポソンという祭があり、スリランカ全土から多くの参拝者がミヒンタレーに集まります。
インビテーションロックに限らず、スリランカの聖地は靴を脱ぎます。裸足で登ると岩肌が火傷するほど熱いので靴下を持参しましょう。
ただ非常に滑りやすく、しっかりした足場がない場所もあるため、靴下をずっと履き続けることは危険です。裸足でインビテーションロックを登ってみて、熱さに絶えられないときだけ靴下を履くようにしてください。
インビテーションロックに登って満足して帰ってしまう方が非常に多いのですが、ミヒンタレーでは必ず「マハーサーヤ大塔」に登りましょう。天を仰ぐほどの大きな真っ白の仏塔がマハーサーヤ大塔です。
こちらも裸足、晴れているときはレンガが熱くて耐えられないのでインビテーションロック同様靴下を持参しましょう。
仏塔は不浄な左側を仏塔側に向けないようとの理由で一般的には時計回りに周ります。
「マハーサーヤ大塔」を1周すると先ほど登ったインビテーションロックはもちろんのこと遠くアヌラーダプラの仏塔まで見ることができます。
焦らずのんびり座って心地よい風を感じながらスリランカの絶景を眺めましょう。
マハー・サーヤ大塔からみたインビテーションロックがこちら。まさに絶景ですね!おすすめの時間帯は朝早い時間か夕方。空がきれいない時間帯を狙ってマーヤ大塔に登りましょう。
シーギリヤロック頂上からの景色に負けず劣らずの絶景スポットです。
いかがだったでしょうか?
世界遺産と聞くとついつい訪れないといけないという気持ちになって世界遺産以外の観光地がおろそかになってしまいます。ミヒンタレーは歴史、雰囲気、景色ともにスリランカで一押しの観光地です。
ぜひアヌラーダプラ⇔シーギリヤエリア間を移動するときに立ち寄ってください。
ミヒンタレーは階段や遺跡を登ることが多く、体力が必要です。午前中ミヒンタレー観光、午後シーギリヤロック観光のようなスケジュールはおすすめできません。
ミヒンタレー、シーギリヤロックなど「登り系」の遺跡は1日ひとつにしましょう。
【備考】
ミヒンタレー入場料:500Rs
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