縮景園に入って、まず驚くのは庭園の中央にある大きな池。
この池は濯纓池(たくえいち)と呼ばれ、池を東と西に分けるようにして跨虹橋(ここうきょう)が掛けられています。なんと、この橋は原爆の爆風にも耐えた程頑丈で、現在も渡ることが出来るというのだから驚きです!
橋の上は階段状になっており、写真の通りかなり急なアーチになっているので、登るのには少し苦労しますが、橋の上から眺める庭園は見もの!足元に注意しながらぜひ渡ってみて下さいね。
池には鮮やかな鯉が泳いでおり、それもまた風流です。餌をあげる事も出来るようなので橋を渡るついでに一緒にいかがですか?
名月亭と呼ばれるこの茶室は、原爆により壊滅状態にありましたが、現在は復元され、趣のあるその姿を取り戻しました。数奇屋造りで屋根は茅葺き、庭園の雰囲気に相応した、何とも見応えのある茶室です。
明月亭の他にも、縮景園の入り口正面には清風館と呼ばれる茶室があります。こちらもまた数奇屋造り、屋根は柿葺きです。
園の行事として季節毎にお茶会が開催されるので、気になる方はスケジュールをチェックして訪れてみてくださいね。特にお茶に詳しくなくともどなたでも気軽に参加可能です!
写真では紅葉が色づき始めている所ですが、11月中旬頃には見頃を迎えます!紅葉だけでなく1月には17種約110本の梅の花が、そして3月にはソメイヨシノやシダレザクラをはじめとする100本以上の桜が見頃となります。その他季節ごとにボタン、アジサイ、ツバキなどの花々も楽しむことが出来ますよ。
季節を通して様々な花が植えられているので、どの時期に訪れても旬の花と出会うことが出来ます。四季折々違った表情の縮景園が見れるので、一年を通して楽しめること間違いなしです!
縮景園の入り口近くにある泉水亭では、お土産を購入したり軽食を楽しむことが出来ます。コーヒーや紅茶などの飲み物はもちろんのこと、うどんやおむすび、デザートのぜんざいまで。価格も割安なので休憩にもぴったりですし、がっつりランチにもオススメです!
庭園の景色を眺めながら楽しむ食事は、普段とは一味違ったものになりますね。チケット購入と同時にお飲み物割引券(100円割引)が貰えるので、こちらもぜひ活用してみて下さい。
いかがだったでしょうか?
写真好きにとっては嬉しい、縮景園はどこを撮っても絵になります。もちろん、普段写真をあまり撮らないという方でもここでなら良い写真がたくさん撮れるのではないでしょうか。
一歩外に出ればビルが立ち並ぶ広島市内の街中、都会の喧騒を忘れにぜひ縮景園に訪れてみてください。
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