アパルトヘイト時代、ロベン島は政治犯の収容施設でした。ここにいたのは黒人、アジア人で、白人は本土の刑務所に収容。この事実からもアパルトヘイトを感じることができます。収容施設であったため、島内には様々な施設がありました。まずそれらをバスで回っていきます。バスにはガイドが同行していて説明を聞くことができます。このガイドも、以前こちらで収容されていた人です。
中には学校や教会、この島で亡くなった人のお墓もあります。当時島の中では政治犯も労働をさせられていました。例えば、島には採石場があります。採られた石は、島の建物の建設などに使われました。混血と黒人の間で、与えられた道具にも差がありました。
バスの途中、島の端にある売店で休憩ができます。そこからはケープタウンの街やテーブルマウンテンが眺められ、人気のフォト・ポイント。
海を見渡すと、非常に海流が速いことに気付きます。この島は、脱獄が困難として17世紀から刑務所として使われていました。1836年から1931年までは、ハンセン病患者の隔離施設。そして1959年以降は、政治犯の強制収容所となっています。1996年に収容所は閉鎖され、そこから現在までは島全体が博物館として使われています。
島内の収容所もガイドが案内してくれます。こちらのガイドもここに収容されていた人。重要な政治犯の牢獄には収容されていた人の顔写真、メッセージがあります。中には、あのネルソン・マンデラ元大統領がいたという牢獄も。
ケープタウンのベイエリアは、ウォーターフロントといいます。こちらの時計塔の側にある桟橋からフェリーが出ており、ロベン島には20分くらいで到着。ロベン島ツアーは人気で、事前予約をしておかないと人数が埋まってしまい参加できないことが多いです。ツアー予約はWebticketのサイトから可能。ツアー料金にはフェリーも含まれています。乗り場でeチケットを見せれば乗ることができます。(ツアーは2時間程度)
なお、ガイドは全て英語。事前にアパルトヘイト周辺について予習していくことをお勧めします。
あのマンデラ元大統領も収容されていたロベン島。アパルトヘイトの傷跡を残す人気ツアーです。ケープタウンに訪れた際には是非!
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(2024/9/17更新)
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