写真:けいたろう
地図を見る大阪梅田にそびえるスカイビルは、1993年に開業し、20年以上の歴史があり、大阪観光の新たな定番となっているスポットです。2本のビルが頂上で繋がっているスタイリッシュなフォルムのビルで「未来の凱旋門」とも呼ばれています。
全面鏡張りで、その名の通り空と雲を映し出し、大阪のランドマーク的な存在になりつつあるこのビルは、最近では海外からの観光客が急増していて、来場者の枠3割が外国人となっています。
外国人急増の秘密は、イギリスのタイムズ紙によって「世界を代表する20の建造物」に選ばれたことに由来します。インドのタージマハルやシドニーのオペラハウス、ギリシャのパルテノン神殿などの顔ぶれに混ざり、東京タワーやスカイツリーを押しのけ、日本で唯一のランクインを果たしたことで一気に知名度が上昇しました。
写真:けいたろう
地図を見るそんな近未来ビルのどこに紅葉が?と言われそうなスカイビルですが、秘密はスカイビル地下の「滝見小路(たきみこうじ)」にあります。
スカイビルは、近未来なビルの地下に何故か昭和レトロな街並みが再現されていて、このカオスなコンビネーションも海外からの観光客の人気の秘密になっています。
滝の流れる日本庭園を持つ滝見小路には、モミジも植えられていて、スカイビルと紅葉という奇跡のコラボが実現しています。
写真:けいたろう
地図を見る関西では紅葉と言えば、11月末から12月上旬が見頃として一般的ですが、スカイビルの紅葉はかなり遅めです。上の写真は2014年の12月2日の撮影で、ほかの地域は紅葉のピークですが、まだまだ青々としています。
モミジが紅葉するには、朝晩の寒暖の差のほかに日光が必要ですが、滝見小路のモミジはスカイビルの陰になっているので、紅葉が遅いのが特徴です。
写真:けいたろう
地図を見る紅葉の遅いスカイビルの紅葉の見ごろはいつ頃かというと、なんとクリスマス時期です。「クリスマスにスカイビルで紅葉が見られる」なんて言うと、とても信じられないということになり、ウソつき呼ばわりされそうな話ですが、実際に紅葉します。
ぜひ超直線的な未来ビルと紅葉のコラボをお楽しみください。
写真:けいたろう
地図を見る「いくら紅葉すると言われても怪しい」という方もいると思いますが、安心してください。クリスマス時期のスカイビルは、ドイツ・クリスマスマーケット大阪というイベントの真っ最中。
大阪の2大ツリーとして、USJのツリーと人気を二分している27m級のツリーが出現し、スカイビルとその周辺は、イルミネーションで彩られています。
近未来ビルと、昭和レトロな街並みと、ドイツのヨーロッパ式クリスマスイベントと、かなりカオス度が増しますが、あくまでクリスマスのイベント後のちょい足し観光として紅葉狩りを行えば、リスクがグッと下がるはずです。
大阪駅のお膝元のスカイビルは当然のことながら、アクセス抜群。
見頃の遅さと相まって、気が付いたら紅葉のシーズンが終わっていたという方でもまだまだ間に合います。もちろんクリスマスイベントのツリーやイルミネーションもお見逃しなく!
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この記事を書いたナビゲーター
けいたろう
大阪府の京阪沿線在住。旅するグルメライター。けいたろうと申します。主に京都と大阪を歩き回って旅行情報を収集しております。・遠くに行かなくても旅はいい。・美味しい物で旅の輝きは2倍増。この2つが信条。バ…
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