俳句絵馬とお結び玉で恋愛成就!道後を見守る「湯の大地蔵」

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俳句絵馬とお結び玉で恋愛成就!道後を見守る「湯の大地蔵」

俳句絵馬とお結び玉で恋愛成就!道後を見守る「湯の大地蔵」

更新日:2015/11/20 15:33

中井 靖のプロフィール写真 中井 靖 お遍路ナビゲーター

全長3.67メートル。
道後温泉本館の目と鼻の先に鎮座する大きなお地蔵さんをご存じでしょうか?「湯の大地蔵」は奈良の大仏建立に関わった僧・行基が楠を彫って作ったと言われています。
道後の湯が止まった時に祈願すれば再び湯が出たり、寿命が延びたり、夫婦円満など昔から人々の幸せを見守り続けたお地蔵さんは、最近では「恋愛成就のお地蔵さん」として女性のお参りが増えています。今回は話題のお地蔵さんをご紹介!

願いごとを握りしめてお地蔵さんに会いに行こう!

願いごとを握りしめてお地蔵さんに会いに行こう!

写真:中井 靖

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道後温泉本館の裏手(ホテル茶玻瑠東隣)に位置する大悲山圓満寺は、弘仁3年(812)の建立と伝わる阿弥陀如来が本尊の浄土宗の寺院。そのお寺の境内に「湯の大地蔵」という一寸ニ尺(3.67m)の大きな白塗りの地蔵尊があります。
この地蔵は道後温泉の湯が止まった時に、地元の人々が祈願すると湯が再び湧き上がったことから「湯の地蔵」と呼ばれるようになり、現在では温泉に浸かる前(または後)にお参りすると寿命が延びるとも言われており、長い期間親しまれ続けているお地蔵さんです。また、「湯の大地蔵」は道後界隈を火事から守る「火除け地蔵」という役目も兼ねており、「火除け」が転じて「浮気封じ」「夫婦円満」にご利益があるともあると言われています。だから圓満寺なんですね!
また2014年の道後温泉本館建設120周年にちなみ、記念事業の一環として新たにお寺では写真左手にある二本の棒「寒柝(かんたく)」を用意。寒柝を鳴らしながら祈願してみれば、きっとお地蔵さんの恩恵にあずかることができるでしょう!

俳句の街にちなんだ俳句絵馬「えまたま」で開運アップ!

俳句の街にちなんだ俳句絵馬「えまたま」で開運アップ!

写真:中井 靖

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「えまたま」は圓満寺と古くからゆかりがある道後温泉の湯玉をモチーフにした「絵馬と湯玉」を掛け合わせた開運アイテム。
愛媛・松山の市花「椿」を季語にした俳句があらかじめ印刷されていて、相手と自分の名前を書き込むと俳句祈願ができるというもの。
絵馬には4タイプの俳句のほか、自由に書きたい人のために無地の絵馬も用意されています。ちなみに恋愛成就の俳句絵馬は、「落椿 ○○の恋の火 ひとつだけ ○○」とか…。

また「俳句恋みくじ」も同時に用意されていて、これは松山出身の俳人である神野紗希さんが全60句の恋の俳句を集めて作ったおみくじです。運勢と俳句の解説が記されていて、恋の運試しをする女性が後を絶たないとか…。

道後温泉の湯玉がモチーフ「お結び玉」で恋愛運アップ!

道後温泉の湯玉がモチーフ「お結び玉」で恋愛運アップ!

写真:中井 靖

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お結び玉は、地元の方々がちりめんなどの和服地を使って手作りされたもので同じデザインがひとつとしてないのが特徴です。
自分の気に入ったお結び玉を選んだら、心を清らかにしてお地蔵さんに諸願を祈願しましょう。祈願後のお結び玉は、境内に結ぶのも良し、そのまま持ち帰るのも良しとか。
また同時にいただけるお札は財布など自身の身近な物に入れ、お願いが叶ったなら「お礼参り」の際に返納箱に入れましょう。

ちなみに手作りのお結び玉は、毎週木曜日の午後3時ごろから近くのショップ「歩音」でつくる会が開催(参加無料)されていますので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。なお歩音で作ったお結び玉は持ち帰ることができるんだとか。

歩音(あるね)
松山市道後湯之町3-16
089-993-8877

必見!日本で3基しかない「仮名詩碑」

必見!日本で3基しかない「仮名詩碑」

写真:中井 靖

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松尾芭蕉十哲の各務支考(かがみしこう)の門人であった臥牛洞狂平(がぎゅうどうきょうへい)は、江戸時代に松山を中心に活動した俳人です。
この仮名詩碑は、狂平の師匠である支考が芭蕉のために京都東山・双林寺に建立した仮名詩碑(芭蕉碑・1710年)にならって、狂平らが支考の25回忌(1755年)に建てたものです。双林寺には1790年にも碑(支考碑)が建てられましたが、この種の仮名詩碑は日本でこの3基しかない大変貴重な文化遺産となっています。
また狂平らは宝暦13年(1763年)にも支考33回忌の追善法要をこの寺で営んでおり、その時は、江戸の二六庵竹阿(小林一茶の師)も来遊、後に小林一茶も足跡を残しているところから、当時から松山(圓満寺)は俳句の里として広く知られていたことがわかっています。

本堂へのお参りもお忘れなく!

本堂へのお参りもお忘れなく!

写真:中井 靖

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お寺の開基は894年ごろですが、浄土宗・圓満寺となったのは後の1628年のことです。
本堂は普段は扉が閉じられていて、ご本尊の阿弥陀如来像を見ることはできませんが、お地蔵さんをお参りした後はやはり本堂をお参りしましょう。外からお参りしてもご本尊はそれぞれの願いをきっとお聞きくださるはずです。
本堂をお参りした時に見逃せないのが大屋根にある湯玉の彫刻。かわいい形の湯玉を撮って帰る女子が後を絶ちませんので必見です!
なお境内にはほかに住職自慢の水琴窟(わらべ地蔵)もあり、目で見るだけでなく音でも楽しむことができる寺院となっています。

まとめ

いかがでしたか?

道後温泉では開運や恋愛をテーマにした「道後温泉開運めぐり」を立ち上げ、圓満寺を含む古くから道後に点在する寺社仏閣を繋げたルートマップを作成、各所でさまざまな開運アイテムに触れることができますのでぜひご利用ください。
道後を訪れたみなさんにたくさんの幸せが訪れるように圓満寺のお地蔵さんは優しいお顔でいつも見守ってくれています。

掲載内容は執筆時点のものです。 2015/10/03−2015/11/14 訪問

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