大阪市住之江区の大阪湾にある「南港」別名咲洲(さきしま)は、面積約1,045ヘクタールの人工島。「南港」は、港やコンテナ埠頭などの港湾施設等があるだけではなく、アジア太平洋トレードセンター (ATC) や、大阪府咲洲庁舎などの大規模な施設が集積する「コスモスクエア」エリアや、「南港ポートタウン」といった居住エリア等々が集まっている所です。
その南港地区の北西端に、国際的に認められた渡り鳥の中継地があるのです。12.8ヘクタールの干潟と6.5haの緑地のある、その名は「大阪南港野鳥園」。大阪市営ニュートラム「トレードセンター前駅」から徒歩約10分。道中には解り易い看板があります。これを目印に進んでください。
野鳥園といっても、外からみるとただの1階建?これは野鳥公園の展望塔です。12.8ヘクタールの人口干潟は、ここから見学できるのです。
建物の中は窓にカウンター付き。そして椅子まで完備。天気の悪い日でもストレスなく観察でき、展望塔の利用は無料です。
以前は学校等への環境教育や企業などの団体を受け入れされていたのですが、平成26年4月から観察指導員が常駐しなくなり、残念ながら図書室、会議室の利用ができなくなってしまいました。時々、展望塔に野鳥のガイドさんが来てくれます。HPでガイドさんの予定がUPされていますので、確認してみてくださいね。
展望塔からみた、人工干潟の光景。一見だだっ広い池?ですがどこからともなく、いろんな鳥が舞い降りてきます。
大阪南港周辺は以前、住吉浦という自然豊かな場所でした。1983年に、周辺に渡来していたシギ・チドリ類の居場所を護るための地元住民の熱望が実り、野鳥園として開設するに至りました。
現在は、渡り鳥の飛来地として屈指の存在となっています。
「大阪南港野鳥園」の周囲では、野鳥観察をされている方も多数おられます。また、「大阪南港野鳥園」付近一帯は緑も多くて、鳥のさえずりを聞きながらの散策は気持ちがいいものです。大阪湾の埋め立て地にある、「大阪南港野鳥公園」で、時間を忘れて野鳥観察も非日常的でいいのではないでしょうか。
大阪市営ニュートラム「トレードセンター前駅」付近には、人工の「キャナル(川、運河)」があります。「大阪南港野鳥公園」と合わせて、都会の中のオアシス感じられるお勧めのコースです。
「トレードセンター前駅」直結のアジア太平洋トレードセンター (ATC) では、買い物や食事も手軽にできます。お気軽なベイエリア散策コースお勧めです。
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(2024/9/9更新)
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