写真:岡本 大樹
地図を見る青蓮院は青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)とも言われる門跡寺院で、その主庭は室町時代の相阿弥(そあみ)の作と伝えられています。その庭園は江戸時代の代表的庭園形式である池泉回遊式のものであり、青蓮院の見どころの一つとなっています。
青蓮院は東山駅か5分ほどとアクセスも良いところ。ライトアップの期間は例年10月末から12月初旬までとなっており、その中でも紅葉の見ごろは11月下旬です。
写真:岡本 大樹
地図を見る青蓮院はもちろんその院内が見どころにあふれているのですが、門をくぐるその手前にも見逃せないポイントがあるのです。それは門の前にそびえ立っている巨大な木です。とても太い幹の立派な木なのですが、一本だけではなく数本配置されています。
昼に青蓮院を訪れたとしても存在感のある木々ですが、ライトアップ期間に見る迫力はまた格別のものがあります。ライトアップ期間中は夜も人でにぎわう門の前ですが、素通りしてしまわずじっくり見てから院内へ踏み入れましょう。
写真:岡本 大樹
地図を見る中に入ってすぐの場所ですが、寝殿からはすでにメインである青色にライトアップされた庭を見ることができます。青で統一されたライトアップはとても美しく、またライトはずっと光っているわけではなく一定の時間の流れの中で点滅しているので、さらに幻想的な雰囲気が演出されています。
こちらの寝殿の縁側では座ってライトアップを見ることができますので、ゆっくり味わって次の順路へ向かいましょう。
写真:岡本 大樹
地図を見る青蓮院のモミジは11月下旬には見ごろのピークを迎えます。ライトアップは例年10月の終わり頃にはもう始まっていますが11月の中旬までは緑、それからは少しずつ色づき始める紅葉を楽しめます。
庭の中にはちょうどモミジの葉の裏に当てられている光もあり、光に透かしたように見る葉っぱはとてもきれいです。庭のあちらこちらでそんな葉っぱを見ることができるので探してみてください。
写真:岡本 大樹
地図を見る庭園を回り終えると最初の寝殿前に戻ってきます。青蓮院のライトアップのポスターになっている写真はほとんどこのアングルから撮られていて、ポスターになるだけあってここからの景色はとても美しいものです。
その場所は最後に出口に向かう少し手前なのですが、そこからだと寝殿と青く浮かび上がる庭を横並びで望むことができ、この写真のような景色が広がっています。
通り過ぎてしまう人も多いようですが、ぜひここで最後に青色の庭を存分に味わってから出口へ向かってください。
青蓮院のライトアップは他とは少し違った趣で、青色のLEDライトを使うというなかなか斬新なものです。またモミジや他の木々のライトアップは良さを引き出すことができるように自然な色が使われているので、一度でそのどちらも楽しむことができます。
そして、最も人気となっている寝殿前の庭でのライトアップは青一色に染まりとても幻想的です。紅葉を楽しめるだけではない計らいが用意されている青蓮院で秋を感じてみてはいかがでしょうか。
また、青蓮院から徒歩15分ほどの清水寺もライトアップが人気となっています。青蓮院のものとは違った良さがありますのでそちらの記事もよければご一緒に読んでみてください。この記事の下の関連MEMOにリンクがあります。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/9/18更新)
- 広告 -