『高柴デコ屋敷』とは・・・
高柴は福島県郡山市にある地区の名前。デコとはこの地方の言葉で『人形』。
江戸時代から300年ほど続く張子人形の里で、現在4軒のお屋敷で張子人形やお面などの民芸品を作成しています。
東北自動車道郡山JCTより磐越自動車道へ。一つ目の郡山東インターチェンジを降りて約10分。福島県郡山市西田町高柴地区の一角に『高柴デコ屋敷』があります。
橋本廣司さんのお屋敷は他の3軒とは少し離れた、市営駐車場の近くにあります。
築約200年のお屋敷の中には自由に入ることができ、入場料もかかりません!
(年中無休・09:00〜17:00)
お屋敷の中は、昔ながらの囲炉裏や、先祖代々のお仏壇、古いお面などがあり、まるで田舎のお家に遊びに来たようです。(更に家の中でツバメが巣を作っていました!)
このお屋敷で、お母さんのアサさん他ご家族で、民芸品作りをされています。そして間近で橋本さんの職人芸を見ることができます。
張子人形は木型に何枚も何枚も和紙を重ね、土台を作っていきます。それに一つ一つ手で絵付けをしていきます。そのため二つと同じ人形は生まれないそう!職人技を感じる、心のこもった人形と触れ合うことができます。
これらの人形はその場で購入することができます。
料金は大きさなどによりますが、一つ¥2,000〜。
また橋本さんとの会話もここを訪れる楽しみの一つ。
半世紀にわたり民芸品職人として、ここ高柴の同じお屋敷の中で、人形を作り続けてきた橋本さんの一言一言が、仕事に追われ多忙な日々を送る私たちの、心にしみることでしょう。
運が良ければ、ひょっとこ踊りを披露してくれるかもしれません。
高柴デコ屋敷観光協会ではデコ屋敷とその周辺のスポットを巡る『デコ散歩!』を行っておりますので、お問い合わせしてみてはいかがでしょうか?
福島の観光地といえば、鶴ヶ城や大内宿などの会津エリアが多いですが、この高柴デコ屋敷を含む『中通り』と呼ばれるエリアにも、まだまだ穴場の観光スポットがあります。
また日本三大桜のひとつ、福島県三春町の『三春の滝桜』へも10kmほどです。
会津や南東北観光の途中に、ちょっと休憩がてら東北自動車道を横道に逸れて、昔ながらの日本に触れてみませんか?ゆっくりとした時の流れを感じることができるでしょう。
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