写真:猫乃 みいこ
地図を見る日本の湖の中でもトップクラスの透明度を誇る「支笏湖」。夏は、キャンプや水中観光船、秋は紅葉、冬は「千歳・支笏湖氷濤まつり」など、1年中楽しめる支笏湖。そしてなんといっても泉質の良い「支笏湖温泉」が湖畔にあることで有名です。
支笏湖温泉に宿泊して、支笏湖畔をのんびり堪能するのも良いのですが、日帰りでも楽しめるのが支笏湖の魅力。そこで、是非見てもらいたいのが、支笏湖の奥の山に沈む夕陽です。写真は、左に「風不死岳(ふっぷしだけ)」を臨む支笏湖。時間は11月中旬の16:00頃です。時間を追って変化していく夕陽の色や形を楽しんでくださいね。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る支笏湖畔のどこからでも夕陽を見ることが出来ますが、夕陽鑑賞の絶好のポイントは「親水公園」です。
「親水公園」は、砂浜まで階段が整備されていて、透明度の高い支笏湖の水辺と触れ合うことが出来る場所。夕陽を見るなら階段の上からがベストです。親水公園の後ろには野鳥の森が広がり、野鳥の声を聞きながらの夕陽鑑賞はとても贅沢。幻想的で心洗われる夕陽の光景を、静かに堪能できるでしょう。写真は、16:20頃の夕陽です。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る写真の夕焼けは、16:25頃。わずか30分ほどの時間で、見る見る変化していく美しい夕陽の姿に、涙腺が刺激されます。夕焼けがまた湖面に映り美しい!
支笏湖の夕陽が落ちる30分間は、どんなテーマパークもかなわない、大自然の幻想的なダイナミックショーと言えるでしょう。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る支笏湖が夕焼けに染まっている時、湖の反対側を見てみると、夕焼けを映した山が燃えているように赤く染まっています。山の名前は紋別岳。紋別岳に映る夕焼けも、時間の経過によって変化し、燃えているように見える場所が移動していきます。
写真:猫乃 みいこ
地図を見る支笏湖畔の千歳川にかかるのが、「山線鉄橋」です。夕方になると、ガス灯に明かりが燈り、レトロな雰囲気の光景になります。
「山線鉄橋」は、明治の末に王子製紙が、木材を苫小牧まで運搬するために開通させた軽便鉄道にかかる鉄橋。
大正11年からは観光客も乗車出来るようになりましたが、資材運搬を目的としていたため、片道切符の裏には「人命の危険は保証せず」と書かれていました。昭和26年には廃止された軽便鉄道ですが、橋は千歳市に寄贈され、近代産業遺産に認定されています。
新千歳空港からは、支笏湖に行くバスがありますが、本数が少ないので、レンタカー利用が便利です。冬場の積雪時も、除雪がしっかりされますので安心ですね。
夕陽は、季節ごと、日ごとに毎日違うものです。同じ時期に行っても、雲の様子で夕陽が変わることもありますので、その時々の夕陽を楽しんでくださいね。
自然の中に身を置くと、日常のしがらみなんて忘れてしまいます。支笏湖でリセットして、日常を再スタートしてみませんか。
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(2024/11/3更新)
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