写真:瀧澤 信秋
地図を見る温浴施設をコンセプトに、付加価値あるホテルを全国各地に展開するドーミーイン(Dormy Inn)チェーンは、「ホテスパ」をテーマにする共立メンテナンスの運営です。公式ホームページは「HOTESPA.net」がタイトルになっており、温泉旅館の「癒しの湯宿シリーズ」、ビジネスホテルの「ドーミーイン」が二本柱になっています。
ドーミーインチェーンは「ドーミーイン」と付加価値をもたせた「ドーミーインプレミアム(Dormy Inn Premium)」など展開しており、施設全体から客室に至るまで利用者目線に優れたコンセプトが人気を博し、予約が取りにくい人気チェーンといわれています。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るドーミーインチェーンの大きな魅力は、宿泊者が無料で利用できる大浴場です。天然温泉が配された施設も多く、その地域に由来したキーワードを「湯」に冠しています。例えば「天然温泉 神威の湯 ドーミーイン旭川」、「天然温泉 甲斐路(かいじ)の湯 ドーミーイン甲府」、「天然温泉 御笠の湯 ドーミーイン博多祇園」など魅力的なネーミングが並びます。
ドーミーイン秋田は「中通温泉 こまちの湯」と命名されています。他のドーミーインと同様、清潔感とスタイリッシュさを演出したパウダーコーナーをはじめ、露天風呂やサウナ、水風呂なども標準装備された充実の設備です。
写真:瀧澤 信秋
地図を見る中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田は、JR秋田新幹線秋田駅西口から徒歩5分。秋田市民のオアシス「千秋公園」に面する好立地です。
ガイドはホテル評論家として、高級ホテルでは標準的に採用されている「デュベスタイル」のベッドメイキングを推奨していますが、ドーミーインでは積極的に採用。もちろんドーミーイン秋田でも余裕のあるダブルサイズのベッドと共に、デュベスタイルの効果もあり明るく開放的な客室になっています。
また、他チェーンに先駆け、携帯やスマートフォンの充電器を客室に常設したのもドーミーイン。充電器のある機能的なデスク周りやワーキングチェア、スツールなど利用しやすいセッティングです。エントランスから仕切る引き戸のある客室もあり、独立した洗面コーナーなど、大変よく考えられたレイアウトに感心してしまいます。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るドーミーインで話題なのが、時間限定で無料提供される「夜鳴き蕎麦」です。無料朝食はビジネスホテルのブームになっていますが、無料夜食の提供とは嬉しい限り。シンプルなラーメンではありますが、何よりも無料ということもあり、お酒の入った出張ビジネスマンなどにも大好評です。もちろんドーミーイン秋田でも実施されています。
一方朝食は有料ですが、地産地消の食材や、地域独特のメニューが用意されているケースが多く、ドーミーイン秋田ではきりたんぽも提供。見た目の演出も秀逸で、ゆっくり美味しく楽しめると好評です。
写真:瀧澤 信秋
地図を見るドーミーインのフロントなどで、オリジナルのミネラルウォーターが販売されているのを見かけます。ホテルの名前がそのままネーミングになっているだけあり、大変美味しく、もちろんドーミーイン秋田でも販売されていたます。
北海道で採水された天然水で、スッキリして飲みやすいのが特徴です。硬度が低いので、コーヒーやお茶にも適しています。ドーミーインへチェックインしたら、是非試していただきたい1本です。
全国各地へ展開する人気ビジネスホテルチェーン「ドーミーイン」。天然温泉を中心に、露天風呂やサウナといった充実の施設を有しますが、特に冬の北国では嬉しい設備です。凍てつく街から一歩ホテルへ足を踏み入れたときの安心感、そして体を芯から温めてくれる温泉の魅力を 中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田で体験してみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いたナビゲーター
瀧澤 信秋
ホテル評論家 旅行作家、JTWO一般社団法人日本旅行作家協会正会員、JALF一般財団法人宿泊施設活性化機構理事、JARC一般社団法人宿泊施設関連協会アドバイザリーボード、Yahoo!ニュース(個人)オ…
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