カオピアック・センはラオスの国民食と言っても過言ではない麺料理。首都ヴィエンチャンには専門店も数多く、人気店にもなるとお昼時は人で溢れかえることも!透き通った鳥出汁のあっさりとしたスープに鶏肉か豚肉をトッピング。噛み応えも十分な麺はうるち米粉とタピオカ粉を混ぜ作ります。それぞれのお店で麺の太さや出汁の味が違うので、カオピアックの食べ比べをしても面白いですね!
アジアの少し脂っこい食べ物に飽きてきたら、「フー」がオススメです。こちらも数多くの専門店がラオスにはありますが、元はベトナムの「フォー」が原型です。こちらも特徴はあっさりとした鳥出汁に魚介やお肉のミンチボールが入りますが、もう一つ写真にもあるように必ず野菜がてんこ盛りでついてきます。ミントやバジルの香草類のほかサラダ菜やもやしにライムなど。とにかく自分好みにして食べられる麺料理です。地元のラオス人たちも大好きで毎日食べる人もいるくらい。麺は100%お米の粉でできた麺で、噛み応えはあまりなく「スッ〜」と喉に入っていくような食感を楽しめますよ。
続いて紹介するのは、ラオスの中華麺「ミー」です。小麦粉麺ですが、繋ぎに卵が入ってる麺の方がラオスでは好まれています。出汁は鶏ガラと野菜から取った少し日本の塩ラーメンに近いお味です。屋台や店先で作るお店が多く、昼時や夜遅くにも人だかりができるほど人気があります。具はネギとチャーシューかアヒル肉がほとんどで、どちらもコクがあって美味しいですよ!前の晩少し飲み過ぎた時など、特にオススメです!
タイ北部のイサーン地方にも同じ名前の麺料理がありますが、こちらの「カオ・ソーイ」は別物で、牛肉で作る「肉味噌」が入っているのが最大の特徴です。ラオス北部の世界遺産の街「ルアンパバーン」の名物料理です。平打ちのお米100%の麺で、肉味噌にはなんと「トゥアナオ」というラオスの納豆が使われています。日本の味噌ラーメンのようなお味がして、とてもコクがあり具もふんだんに入っているのでお腹いっぱいになりますが、地元の特に北部出身者には強烈に支持されている麺料理で、クセになること間違いなし!です。
パッタイはタイにもありますが、ラオスのパッタイは少し甘め。タマリンドペーストがふんだんに入っていて、とてもフルーティな甘さが特徴です。平打ちでもちもちとした食感の麺で、具はエビ、豚肉、卵、もやしなどが入ります。甘いと言っても唐辛子がかなり入っているお店もあるので、「辛くしないでね」と注文する時に言っておくと安心でしょう!
ラオスの代表的な人気麺料理、どうでしたか?見ているだけでお腹がすいてきますね。このほかにも紹介していない、ヴィエンチャンの地元だけで食べられている変わりダネ麺料理や、地元のラオスっ子がよくしている食べ方など、屋台や食堂に行って探してみては如何でしょう!
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(2023/12/6更新)
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